LINEマンガで公開されている「元夫の番犬を手なずけた」の感想と考察になります。
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「元夫の番犬を手なずけた」の漫画は「LINEマンガ」で公開されています。
【30話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ドルシネアとの接触
夜の庭園でドルシネアと遭遇したビルヘルム。
彼女と一緒にいる侍女ギリアは、ここは妃殿下の散歩コースだから退けと強い口調でビルヘルムに言い放つも、ドルシネアはギリアをなだめることに。
それも当然ビルヘルムに好意があるからであり、ドルシネアは彼と顔を合わせて頬を赤らめていました。やはり第27話の時点で完全に一目惚れしてしまったみたいですね。
一方ドルシネアからの好意を感じ取ったのか、ビルヘルムは意味深に笑みを浮かべているという。
この感じだとドルシネアの心を掴んで利用しようという魂胆があるように見えます。ビルヘルムは中々悪い男ですね~。そもそもここが彼女の散歩コースだと知って待ち伏せていた可能性もあるのではと。
またドルシネアは去り際にハンカチを落として行き、それをビルヘルムは拾っていました。
う~ん、ここでハンカチを落とすなんてわざとらしい…。ビルヘルムに拾ってもらって次会うきっかけにしようとしているのではと勘ぐってしまいます。
一方で拾ったビルヘルムはニヤッと笑顔を見せていました。彼としても好都合なのかも?この後どうなるのか楽しみですね。
ラインハルトが探す人物
ラインハルトは首都を訪れたついでにある人物を探しているらしく。それは前世でヘルカ領の経営を一人で引き受けた優秀な男なのだとか。
なるほど~。大領地となったルーデンの経営に協力してもらおうということなのでしょうか。
その人物について今回はそれ以上詳細に明かされることはなく。どんな男なのか気になるところ。
またラインハルトはその人物を探すのをアルジェンに頼んでいました。グレンシア領のペルナハの副官ですね。
敢えてアルジェンに頼んだのは、全て報告が届くグレンシア辺境伯に対して自分が有能であると認識させるためのよう。確かに優秀な人材を発掘したら、それはラインハルトが優れた目を持っている証拠になりますからね。
そして将来的にビルヘルムがいなくてもルーデンが安泰であることを信じさせようとしているみたいです。
そんな彼女の考えを知ったらビルヘルムは悲しんでしまいそうですけどね…。
部屋の外にビルヘルムが
部屋で考え事をしているラインハルトは、ふと弱気になる瞬間があり、ディートリッヒの名前を呟いていました。こんな時に彼がそばにいてくれたらと思ったみたいです。
そしてそれを部屋の外で聞いていたのがビルヘルムでした。彼は険しい表情を浮かべているよう。
やはり未だにそばにいる自分ではなく亡きディートリッヒを頼ろうとしているのが気に入らないのでしょうね…。
もっと自分を頼って欲しいというビルヘルムの思いがもう少しラインハルトに伝わるといいです。
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