LINEマンガで公開されている「元夫の番犬を手なずけた」の感想と考察になります。
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「元夫の番犬を手なずけた」の漫画は「LINEマンガ」で公開されています。
【14話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ディートリッヒの考え
ディートリッヒはこれまでビルヘルムと一緒にいて、彼が鋭い目つきを見せるときはいつもラインハルトが関連しているときだと気づいていました。
以前ディートリッヒがラインハルトの手にキスをしたときなんかはビルヘルムが睨んでいましたし、彼女のことを好きなあまり彼女が関係すると豹変してしまう一面があるわけです。
そんな毒気のある欲に満ちた目を持つ奴を自分の主君のそばに置いておくわけにはいかないとディートリッヒは思ったよう。
つまりディートリッヒはラインハルトからビルヘルムを引き離したいわけですね。
まさかそんな考えを持っていたとは…。ただそれがビルヘルムが正しく成長するための一時的な話なのか、ずっと離れ離れにしておきたいのかは分からず。
そして今回の徴集命令でビルヘルムを隣の領地に貸すことは、ラインハルトと引き離すための絶好の機会だとディートリッヒは思ったみたいです。
元々ビルヘルムを騎士として貸したらどうかと提案したのはディートリッヒでしたが、裏にはこんな思惑があったのですね…。
彼の意図をラインハルトやビルヘルムが知ったらどうなるでしょうか…?あまり考えたくないですね…。
徴集に向けて準備
ラインハルトは徴集命令を受けて準備を進めていました。
まずナダンティン領地との取引は成立し、無事にレイラン湿地の権利譲渡書が届いたよう。順調ですね。
ただそこに炭が埋まっているとはラインハルト以外誰も知るはずがなく、なぜこんな土地を手に入れたいのかとサラ夫人は腑に落ちていない様子。
まあそのうち炭の存在が明らかになれば皆が納得するでしょう。
また出征する兵士たちの食料を用意するため、ラインハルトは母の遺品であるネックレスを売ることにしていました。それは皇太子にリンケ侯爵家の財産を没収されたあと、唯一残されたネックレスなのだと。
現状の計画を進めるためにはあっさりと母の遺品でも売ってしまうあたり、ラインハルトは割り切れる性格なのでしょうね。
ちなみに遺品のネックレスを売りに出すくだりで、サラ夫人が少し意味深な表情を浮かべていました。何か思うところがあったのでしょうか?
今のところサラ夫人の立場はよく分からず。反発するようなことはないですが、そこまでラインハルトを信頼しているわけでもなさそうな感じがします。
サラ夫人の意味深な反応は気になるところですね。
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