ピッコマで公開されている「リリエンの処世術」のネタバレと感想になります。
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「リリエンの処世術」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【20話】ネタバレ
相性の良い相手
セドリックのことをお義兄さまと呼ぶダミアン。
2人が戦闘モードに入りそうになったところ、医師のショーがそれを制止した。
そして、今まではセドリックが魔力枯渇症のリリエンに魔力を送っていたが、それができなくなったと話す。リリエンがセドリックよち良い相性の人物を見つけたのが理由であり、その相手はダミアンであると。
それを聞いて、僕だけが彼女を必要としているわけではなかったとダミアンは笑みを浮かべるのであった。
あなたを助けたい
カーテン越しにいるリリエンに、手を差し出すように言うダミアン。しかし、リリエンから返答はない。
突然の求婚で驚かせてしまったのか?まともじゃない恰好が気に入らなかったのか?嫌われたのか?
それとも、まさか僕が美しすぎるから?と妄想を繰り広げるダミアン。
すると、ようやく口を開いたリリエンは迷惑をかけてすみませんと謝った。
無関心は最も消極的な嫌いであることを表す。記憶の中のダミアンはリリエンを好きにならなかった。彼にとってリリエンはそれほど不幸でもないのに、体も心も弱い女で、関心を要求してくる面倒くさい女に過ぎなかっただろうと。
だから、関係を悪くしないために、彼の手を煩わせることはしないとリリエンは誓っていたのだった。
そんなこと言わずに、あなたを助けさせてくださいと言うダミアン。
自分が死んだらイシュラル家と皇太子はの結束は強固できないし、助けを拒み続けたらそれはそれで面倒になる…とリリエンは考えると、彼に手を差し出すのであった。
魔力をリリエンへ
ダミアンがリリエンの手に触れると、彼の体中に心地よさが駆け巡って行った。
妄想の中ではリリエンを思い切り抱きしめたが、セドリックの視線で我に返るダミアン。
気を取り直してリリエンに魔力を送って行くと、息が合うというのはこういうものかと実感をした。実の兄も拒否されたというのに、自分の魔力を受け入れてくれるなんて世界中が味方になってくれたような気分だと思うダミアン。
細やかに調整するため魔力を送るのに時間がかかるが、この時間が長く続くことを嬉しく思った。
一方、時間がかかりすぎていることに気付いたリリエンは、これ以上迷惑をかけるわけにはいかないと思っていた。
これ以上は…と声をかけると、もう少しこのままでいさせてくださいと答えるダミアン。
心地よくなってきたリリエンは、いつの間にか眠ってしまうのであった。
【20話】感想
たびたび始まるダミアンの妄想ワールドがおもしろいです。兄のセドリックの魔力は拒否するのに、自分の魔力は受け止めてくれることにも、快感を覚えてそうですね。笑
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