ピッコマで公開されている「皇帝の子供を隠す方法」の感想と考察になります。
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「皇帝の子供を隠す方法」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【66話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
2度目の初夜
カイゼンとアステルの2度目の初夜。ただ同じベッドで寝ることはなく。
彼は仕事があるからとアステルだけを広いベッドで一人先に寝かせて、自分はソファか何か他のところで寝たみたいです。
それでも同じ部屋で過ごしたのは、新婚早々に別々の部屋で寝たら悪い噂が流れる可能性があるからのよう。
本当は不仲だの何だののと騒がれてしまったら平穏な結婚生活に支障をきたすかもしれないですからね。
おそらくカイゼンからしたらアステルさえ心を開けば普通の夫婦のように過ごしたいのでしょうが、まあ今のところアステルにそんなつもりは無いでしょうね。
ということで2度目の初夜は何も起きることはなく。
あとカイゼンはアステルが寝る前にネックレスを渡してくれました。それは”青い月明り”と呼ばれる代々皇后に受け継がれる皇家の宝物で、6年前にアステルが皇居を離れる際に置いて行ったものだとか。
つまりそれを受け取るのは2度目ということですね。カイゼンはきっとそれをアステルにずっと持っていて欲しいと願っているのかもしれませんね。
一方的に有利な契約
カイゼンとアステルは結婚について取り決めた契約を結ぶことに。あくまでもこれは契約結婚ということですね。
その内容はというと、まず結婚の義務期間は3年間でその後はアステルが離婚を要求すればカイゼンはいつでも受け入れるということ。
次に西部の管理者をフリッツ・フォン・レストン公子に任命すること。これはアステルの兄ですね。最近味方になってくれている人物です。
最後にアステルはカイゼンに対して離婚後も含めてあらゆる支援を要求できるということ。
これは何から何までアステルに一方的に有利な契約ですね。婚姻関係を続けるも離婚するも全てアステルの選択次第で、離婚後も生活は保障されるという。
彼女に強い好意を抱いているカイゼンと、そういうわけではないアステルの今の立場関係が如実に表れていると言えそうです。
ちなみに離婚後の支援に関する項目はカイゼンの希望で入れたものらしく。彼としては結婚してようがしてまいが関係なく、アステルの今後の人生を一生サポートしていきたいという思いなのでしょう。
あくまでも契約として始まる結婚生活ですが、今後どうなっていくのか注目ですね。
奴らが手を組む?
カイゼンは秘書官を務めていたベリアン・クロード伯爵からその地位を剥奪することに。
まあこれはやむを得ない事ですね。以前第56話でもカイゼンとアステルを引き離そうとベリアンが国婚の噂を流したという話があり、アステルにとっては脅威になる存在ですからね。
彼を傍に置いておいたら悪だくみでもしてアステルを追い出そうとするかもしれません。
ただそんなベリアンのもとには何やらフローリンらしき人物が訪ねてくる場面が。というか間違いなくフローリンでしょう。
いや~ちょっと嫌ですね…。おそらくフローリンは手を組もうと提案するのではと。
ベリアンは秘書官を辞めさせられてカイゼンを恨んでいそうですし、そんな話をすぐに聞きつけてくるフローリンが本当にしたたかです。
奴らが手を組むと厄介なことになりそうですが、カイゼンたちには上手く対処して欲しいですね。
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