ピッコマで公開されている「皇帝の子供を隠す方法」の感想と考察になります。
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「皇帝の子供を隠す方法」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【65話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
結婚式
カイゼンとアステルの結婚式の日。
帝国のトップである皇帝の結婚ながら結婚式は簡易的なものに。おそらくはアステルの希望によるものですかね。
彼女は別に皇后になって権力を誇示したいわけではなく、ただ愛する息子テオールを守るための結婚なのであまり派手なことは望まないでしょうから。
結婚式の最中には伏し目がちなアステルのことをカイゼンは愛おしそうに見つめていました。彼としては待ち望んだアステルとの再婚なのかもしれません。
また比較表現として6年前の結婚式の場面がチラッと回想で描かれていましたが、当時はアステルのほうが一方的に愛おしい目でカイゼンを見ていたよう。あのころとは完全に立場が逆になってしまったわけですね。
アステルがカイゼンに対してかつてのような気持ちを取り戻すことがあるのか、彼女の心情には注目です。
それぞれの思惑
結婚式では周囲の人々のそれぞれの思惑が表情に現れていました。
まずはレストン公爵。彼は前回同様に結婚式の最中も微かな笑みを浮かべているように見えます。
いや~不気味…。きっとテオールを早く皇帝の座に置くための悪だくみでも考えているのでしょうね。
また会場の入り口を守る騎士団長セルベルは悲しそうな表情を浮かべていました。
彼がアステルの思いを寄せていたのは明白ですからね。好きな人の結婚式を護衛役として近くで見なければいけないなんて辛すぎます…。
セルベルが今後アステルとどう関わってくるのかは気になるところですね。
母の友達?
結婚式も終わり、アステルはエクレン伯爵と2人きりで話す機会が。
話を聞いてみるとエクレン伯爵はアステルの母とは友達で親しい仲だったのだとか。
エクレン伯爵はアステルの母方の祖父であるカレンベルク侯爵の副官を務めていたため、その関係もあって親しかったのかもしれません。
そのことを知ったアステルはまた今度もっと母の話を聞きたいと思い、いつか皇后宮に来て欲しいとお願いしていました。
きっと優しいエクレン伯爵なら喜んで教えてくれそうですよね。エクレン伯爵は軍務大臣ですから、もっと親交を深めたらアステルにとって強い味方になってくれそうです。
2度目の初夜
結婚式の夜。アステルがお風呂からあがるとカイゼンが寝室で待っていました。
これが2度目の初夜になりますね。初夜なのに2度目なんて矛盾しているようにも聞こえますが…。苦笑
前回は6年前で、アステルにとっては新婚初夜に離婚を告げられるという悲劇がありましたね。そのせいで”一夜限りの妃”なんて呼ばれるという。
あらためて考えてもあの時のカイゼンは酷い…。2度目の初夜はどんな夜を過ごすことになるのでしょうか。続きが楽しみです。
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