ピッコマで公開されている「皇帝の子供を隠す方法」の感想と考察になります。
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「皇帝の子供を隠す方法」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【64話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
最愛の息子との再会
カイゼンら騎士団によってテオールは母アステルのもとへ連れて帰られることに。
親子感動の再会ですね。アステルは最愛の息子が無事だったのを見て心から安心したようです。
テオールの瞳は赤色に戻っていて秘密がバレたことをアステルはすぐに察しましたが、そんな彼女にカイゼンから意外な言葉が。誰の子として発表したいかと。
つまりカイゼンは自分の子であることを世間に隠そうとしてくれているという。
もちろん全てアステルのため。彼女の意向を第一に考えてくれているわけです。まさかそこまで気遣ってくれるとは…。
以前第59話でもテオールの父親が誰なのか真実を問うことは一生無いと言ってくれたことがありましたが、不意に真実を知ってしまったうえでもアステルの意向を尊重したいという気持ちは変わらなかったわけですね。
今回の発言でますますカイゼンの好感度があがりそうです。
アステルの望み
真実を隠してくれるつもりのカイゼンですが、アステルはそんな彼にあるお願いをしました。
それはカイゼンと再び結婚したいということ。前回アステルが息子を守るために皇后の座につく覚悟を決めている描写がありましたね。
あと以前第59話で何でも望みを叶えると言うカイゼンに対して、自分の身の程に合わないものを望んでもいいのかとアステルが聞き返す場面がありましたが、その時からこのことを考えていたのでしょう。
第59話の時点ではまさか皇后の座が望みだとは全く思ってもいませんでした。
そんなアステルのお願いをカイゼンは喜んで受け入れてくれたよう。むしろ彼からしたら願ってもない提案でしょう。彼は常にアステルのことを求めていましたから。
その後儀式によってカイゼンとテオールの親子関係が確認され、アステルが皇后の座につくことも皆の前で宣言されることに。
このまま順調に必要な手続きも踏んで正式に結婚が認められるでしょうか。やはり皇后の座を狙っているフローリンあたりが邪魔してくるのではと少し心配ではありますね。
不気味に笑うレストン公爵
アステルとの再婚をカイゼンが宣言した後、不気味に笑うレストン公爵の姿が…。いや~怖いですね。
第58話で明かされたレストン公爵の魂胆はレストン公爵家が皇帝の後継者を持つことでしたから、テオールが皇太子として認められたこの状況は彼にとっても好都合なんですよね…。だから不気味に笑みをこぼしていたのでしょう。
もしかしたらテオールが皇帝の座についた暁には彼を操り人形にして自分が実質的な支配者にでもなろうと考えているのかもしれません。
単純に皇后の座を巡って敵対するフローリンとはまた違った厄介さを感じます。
すぐにテオールを皇帝にしようとカイゼンの命を狙ってくる可能性もありそうですから、今後のレストン公爵には要注意ですね。
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