ピッコマで公開されている「今世は当主になります」の感想と考察になります。
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「今世は当主になります」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【94話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
泣いているクレニー
フィレンティアが庭園を歩いていると、そこには座り込んで泣いているクレニーの姿が。しかも彼の持っている本はボロボロに破れていて、彼の服には蹴られた靴の跡が残っているという。
話を聞いてみるとそれはベレサックの仕業だったみたいですね。こんなに幼い子にまで暴力を振るうとは本当に許せない奴です。
その本はフィレンティアが貸したものだったわけですが、それを知ったベレサックが本を破こうとして、本を守ろうとしたクレニーまで蹴られる形になったのだと。
体を張ってまで本を守ろうとしたクレニーには涙が出てしまいますね。フィレンティアのものを壊してはいけないと必死だったのでしょう。本当に優しい子です。
ちなみにクレニーの兄アスタリウはただ横で見ていたのだとか。弟が暴力を振るわれているのに傍観しているとか呆れますね。いつもベレサックの言いなりになっている彼らしいです。
話を聞いたフィレンティアは激怒し、ベレサックたちに復讐しようと決心していました。
どんな復讐劇が見られるのか楽しみですね~。そしてクレニーにはフィレンティアの背中を見て、ベレサックたちに負けないよう強くなって欲しいです。
製菓店でのこと
フィレンティアはクレニーを行きつけの製菓店カラメルアベニューに連れて行き、お腹いっぱいケーキを食べさせてあげることに。
ベレサックに暴力を振るわれるという苦痛に耐えたご褒美という感じでしょうか。
クレニーは美味しそうにケーキを食べていて微笑ましくなります。
そんな中で店主のベイトと建物の貸主と思われる男の口論が聞こえてきました。ベイトは契約延長を希望しているものの、貸主の男はすぐにでも追い出したいよう。
貸主の男はこの店のことを馬鹿にしたりと、かなり性格が悪そうですね。
しかもベイトは元々彼の父親と契約していたみたいですが、父親が亡くなって彼に相続され、途端に追い出そうとしてきたみたいです。
それぞれの言い分はあると思いますが、やはりベイトのほうを応援してしまいますね。貸主の男がムカつく奴ですし、何よりフィレンティアの行きつけのお店ですから。
結局その場でお互いに納得できる結論は出ず。フィレンティアはその口論を傍から聞いていたので、彼女が何かベイトを手助けする展開もありそうです。
ちなみに以前第80話で初めてカラメルアベニューを訪れるシーンで、その時のフィレンティアとベイトの振る舞いが意味深に感じられたことがありました。それが何だったのか未だに分からないんですよね…。
やはりフィレンティアが前世からベイトの存在を知っていたのか。
ただのモブキャラじゃない雰囲気は初登場の時から感じていましたが、今回の一件もあるのでこれから物語に関わってきそうな気がしますね。
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