ピッコマで公開されている「今世は当主になります」の感想と考察になります。
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「今世は当主になります」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【54話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
皇帝はあくまでも自分のため
皇帝の意向でペレスは建国祭のときに一緒に入場することになりますが、今回皇帝の意図が明かされました。
ペレスと敵対する勢力の皇后ラビニと第1皇子アスタナを牽制するためみたいですね…。別にこれまで酷い扱いをしたペレスへの申し訳なさとかは全くないようです。
まあそんな人が変わったように良くなるわけはないので、わかっていたことではありますが。
後継者争いを混乱させて、自らの地位をさらに強固なものにしようということなのでしょう。ペレスにはそんな自分の利益しか考えない皇帝にはなって欲しくないですね…。
これまでの話を見る限り、皇帝と皇后も全然良くはないので、お互い牽制し合っている状況のよう。
そんな殺伐とした皇室の雰囲気を将来的にはペレスに変えて欲しいと期待してしまいます。酷い扱いを受け続けた苦しさを知っているので、傲慢な皇帝にはならなそうですよね。
皇帝と入場すること自体は渋りながらも受け入れたペレスですが、建国祭でフィレンティアと会えるのを楽しみにしている姿には癒されました。
しばらくは手紙のやり取りで近況を伝え合っていたようなので、2人の久しぶりの再会が楽しみです。
建国祭の日がやって来て
建国祭当日、やはりロンバルディは他の家門とは格が違うのか、皇宮に到着するや否やすごい注目を集めていましたね。
ルーラックとギャラハンに両手を引かれてフィレンティアが会場へ向かうシーンも微笑ましい。
皇室とはまるで違う和やかな家族という感じです。まあ家門にはビエーゼみたいな厄介者もいますが…。笑
しかしそんな和やかな雰囲気は、皇后ラビニの登場で一気にピリッとした感じに変わってしまいました。
いきなり来ましたね。もう大ボスと顔合わせですか!って感じです。表向きには笑っているのに、その表情に隠された顔が怖いです…。
まあルーラックなら毅然とした態度で対応してくれるでしょう。頼りになる我らが当主ですから!
ちなみに普段大人しいギャラハンも、以前皇室で食事に呼ばれた時には堂々としていました。頼りなさそうな雰囲気とは裏腹に、実はいざと言うとき頼りになるタイプですね。
今回ギャラハンは勲章が与えられるということもあるので、ロンバルディには自分もいるんだぞという存在感を見せて欲しいところです。
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