ピッコマで公開されている「今世は当主になります」の感想と考察になります。
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「今世は当主になります」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【166話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
皇后とチャントン
皇后ラビニとチャントンは西部観光事業について話し合いをしているよう。そして当然無視できない存在としてフェレット商会が始めた東部クルーズ旅行についても話題に上がっているようで。
チャントンは終始冷静であり東部を魅力的な観光地として評価しているのに対し、ラビニのほうは東部観光の話が出るだけで苛立っているみたいです。
チャントンのほうも西部観光事業に投資している身なので一緒に苛立ってもおかしくない立場ですが、全く動じていない様子は不気味ですね…。
それからチャントンは必要があればアンゲナスにさらにお金を貸すことも出来ると提案。ただその場合はアンゲナス領に近い土地を担保にして欲しいとも。
ラビニは追加でお金を貸せるという話には前のめりに食いついていましたが、担保の話が出ると少し慎重になったようで。
そして結局彼女がどのような選択をしたのかまでは描かれず。気になるところ。
あと今回のやり取りを見る感じだとこの2人の間にも色々と駆け引きがありそうですね。第160話のパーティーで一緒に登場したあたりではチャントンがラビニの右腕みたいな存在なのかと思いましたが、今はちょっと違う印象です。
チャントンがもっと野心的で、何ならアンゲナスを利用してやろうとしている感じにも見えますね。今回の土地を担保にという話にも何か狙いがあるのではと。
皇后ラビニとサーシャウ当主チャントンの関係は今後も注目です。
悲しむララネ
フィレンティアが邸宅内の廊下を歩いていると、そこには座り込んで泣いているララネの姿がありました。
話を聞いてみると婚約相手が決まってしまったらしく。父ビエーゼと母セラルの会話を偶然立ち聞きして知ったよう。
本人の意向関係なしに親が勝手に決めるなんて腹が立ちますね。まあこの物語の舞台である帝国の貴族たちにはよくある状況らしいですが…。
ララネ曰く幼い頃からこのような政略結婚は覚悟していたものの、アビノックスと出会って好きな人と一緒にいる幸せを知ってしまったため絶望感が大きいみたいです。
もうアビノックス以外の男と一緒に生きていくなんて受け入れられないのでしょう。
そんな悲しみに打ちひしがれているララネのことをフィレンティアは優しく慰め、そして彼女の助言によりララネはひとまずアビノックスに手紙を書くことに。たとえどんな結果になろうとも、今の自分の素直な気持ちだけは伝えておこうということみたいです。
そして会話の最後で衝撃的な事実が。前世のララネの婚約相手はアイバン当主の従兄弟だったらしいのですが、念のためフィレンティアが質問してみると、なんと相手は第1皇子アスタナなのだと。
前世から大きくシナリオが大きく変わってしまいましたね…。アスタナと婚約だなんてララネが可哀そう過ぎます。
その話を聞いたフィレンティアはビエーゼとセラルに憤りを感じ、この婚約は必ず止めてやると強く決心したみたいです。
ララネを地獄から救い出せるのはフィレンティアとアビノックスだけでしょう。どうにかしてアスタナとの婚約を阻止したいですね。
皇帝を説得
皇后ラビニは息子アスタナとララネの婚約について皇帝ヨバネスを説得していました。
最初ヨバネスはそこまで強い関心は無かったよう。どうせルーラックが反対してくるだろうと考えているみたいで、あまり婚約を成立させることに熱心ではなかったように見えます。
ただ皇室のプライドだの何だのとラビニが言葉巧みに促し、ヨバネスは次第に前のめりに。ルーラックの言う通りにしてしまっては皇帝としての尊厳が無くなるという気持ちになったのかもしれません。
このワンシーンを見るとヨバネスは結構扱いやすい人なのでしょう…。どうにかルーラックが止めて欲しいものですが。
この後どんな展開が待っているのか気になりますね。
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