ピッコマで公開されている「今世は当主になります」の感想と考察になります。
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「今世は当主になります」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【165話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
東部観光の宣伝
フェレット商会が用意した船上パーティーでは東部の料理が出されて、参加者たちは舌鼓を打っているよう。
東部の魅力はあまり広く知られていないという話が第161話でありましたから、東部料理を食べるのが初めての人も多いのでしょう。
そしてクレリバンは一週間後のチェサユ港湾開港と同時に東部クルーズ旅行のサービスを始めることを告知し、記念すべき初クルーズには抽選で選ばれた15組を無料で招待すると公表していました。
これには船上パーティーに参加した貴族たちも盛り上がっているようで。
これからフェレット商会が積極的に打ち出していく東部観光の素晴らしい宣伝になったと言えそうですね。
不愉快そうなビエーゼ
フィレンティアから招待されたビエーゼもまた船上パーティーに参加していたようで、酷く不愉快そうな様子。
周りの人が東部料理を絶賛していたり東部クルーズ旅行の話で盛り上がっているのは、アンゲナスの西部観光事業に積極的に協力しているビエーゼの立場からしたら面白くないのでしょう。
同じ時期に注力され始めた東部と西部の観光事業。どちらがより成功するのか注目ですね。
お互いの秘密
船上パーティーの翌日、フィレンティアのもとにはペレスが訪ねてきました。
どうやらペレスはついにフィレンティアの秘密を知ってしまったようで。彼女がフェレット商会の実質的な主人であると。
フェレット商会の建物の元所有者に聞き込み、当時建物を引き渡す際に取引の場に子供もいたという証言を得たみたいです。詳しく聞いてみるとそれがフィレンティアで間違いないと確信が得られたよう。
それからペレスがフィレンティアと顔を合わせて、君がフェレット商会の本当の主人なのかと問うと、その通りだと彼女はあっさり答えるという。
フィレンティアがあまりにも冷静で驚きましたが、どうやらフェレット商会について調べているペレスの動向をベイトから聞いていて、秘密がバレたことを事前に把握していたようで。
彼女のほうも中々抜け目ないですね…。
また逆にフィレンティアのほうもモナック商会の実質的な主人がペレスであることを知っていると伝えていました。これでお互いに抱えていた大きな秘密がなくなりましたね。
もっと利用して
それから目的は何なのかとペレスはフィレンティアに質問。単純にフェレット商会を育てるというのが目的なら理解できない部分があると。
そんなペレスの問いに対して、自分はロンバルディ当主になるつもりだとフィレンティアは明かすことに。
そう言えばその目標をペレスに伝えたことはありませんでしたね。
色々と隠し事をしたり騙していたことで嫌われてしまわないかとフィレンティアは少しだけ不安になったみたいですが、当然そんなことは無く。むしろ目的の達成のためにもっと利用して欲しいとペレスは言い出すことに。
フィレンティアに利用されて役に立つことができるならむしろ本望ということでしょうね。笑
これからお互いの目標達成のためにこれまで以上に協力し合えるといいですね。
第2皇子とロンバルディ家の孫娘というだけではなく、フェレット商会とモナック商会という大きな商会の主人同士ということで、実現できることもより多くなりそうです。
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