ピッコマで公開されている「今世は当主になります」の感想と考察になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」や「みんなの感想・レビュー」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第155話 | 第156話 | 第157話 |
「今世は当主になります」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【156話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ペレスが動いた
北部の領地の人たちには皇室の行政官らが食料を配っていました。それもアイバン領だけではなく土砂崩れの被害を受けた地域全員が対象なのだと。
そしてそれだけではなく領主たちに救援金も分配されたとか。
その知らせを受けたフィレンティアは、ペレスが動いたみたいだねとすぐに察していました。
前々回第154話でアイバン家次男のミゲンテが直接ペレスに掛け合っており、その要望に応える形で支援に踏み出したみたいです。
皇室からの支援は受けないというアイバン当主の頑なな意思のせいで領地民たちが苦しめられていましたが、ペレスとミゲンテが個人的に動いたことで皆救われましたね。
フィレンティアもペレスが良くやってくれたと心の中で称賛しているようでした。
領地民たちもこの事実を正しく把握したら、北部でのペレスとミゲンテの評判はだいぶ上がるかもしれませんね。
ラモナとの初対面
食料を支給している現場を訪れたフィレンティアは、そこで子供を連れているラモナと遭遇することに。
その子は土砂崩れによって家を失ったうえ両親ともはぐれたらしく。そんな子をラモナが面倒を見ているよう。
感想考察では触れませんでしたが、以前第154話でも被災地で泣いている子供をラモナが保護している場面がありました。
子供もラモナに懐いているみたいで、彼女が本当に優しい人であることが分かりますね。
そんなラモナと少し会話を交わし、フィレンティアは彼女が少しの虚飾もない純粋な人だと感じたよう。だいぶ好印象を受けたみたいです。
ただ”負けたくない”という変な気持ちも少し湧いてしまったようで。もちろんペレスを巡ってということですね。心のどこかでペレスを奪われたくないと思ってしまったのでしょう。
一方でラモナは相手がロンバルディ家の人であることを知り、すごい方だと純粋に尊敬しているようでした。ラモナは本当に素直で好感が持てますね。
それだけにフィレンティアとラモナには良い関係を築いて欲しいですが、ペレスの存在があるのでどうなってしまうでしょうか…。彼女らの今後の関係には注目です。
アイバン当主に責任を追及
アイバン当主であるジェロームはペレスの部屋を訪れ、領主である自分の許可も無しに勝手に支援するのはやめろと文句を言っていました。
領地民が救われているということにむしろ感謝すべきだと思いますが…。あとおそらくジェロームという名前が明かされるのは初めてですかね。
そんなジェロームに対してペレスは毅然としたまま。むしろ責任能力の無さを強く指摘するという。
土砂崩れの重大な責任がある者としてどのように義務を果たすか静観していたものの、もう見守る価値もないと。だから今回ペレスはミゲンテが求めてきた助けに応じることにしたのでしょう。
そしてペレスは各領地から上がってきた支援要請の書類を突きつけ、ジェロームは動揺している様子。それが彼が見捨てていた領地民の声ですからね。
さらに今回のことが一段落したらあなたの当主の座の剥奪を皇帝陛下に提案するつもりだとペレスは詰め寄り、ジェロームは何も言い返すことができず。
もし彼が当主の座から降ろされたら後継者はミゲンテになるのでしょうか?これまで当主代理を務めていたロチェントのほうはアンゲナス家と手を組んで土砂崩れを引き起こした張本人ですからね…。
もしミゲンテになれば、すでに少しでも協力関係を築ているペレスにとっては好都合でしょうね。
またも土砂崩れ?
ペレスとジェロームが部屋で話をしていたところ、外からは物凄い音が。どうやらまた土砂崩れが発生したよう。
フィレンティアやラモナたちはもしかしたらまだ被災地にいるのかもしれませんが、彼女らは無事ですかね…?続きが気になるところです。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第155話 | 第156話 | 第157話 |