ピッコマで公開されている「今世は当主になります」の感想と考察になります。
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「今世は当主になります」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【155話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
意識するように?
フィレンティアがアイバン領に来てから10日が経ち、その日の晩餐会に参加することに。
そして会場に向かう途中でペレスと合流したわけですが、彼の顔を見た途端に思わず照れて頬を赤らめるという。
どうやらこの間の湖でのことが頭によぎり、それで恥ずかしくなってしまったみたいです。湖での出来事は第152話で描かれており、上半身裸のペレスに遭遇してしまったうえ、転びそうになったところを抱きかかえられるなどということがありましたからね。
それから晩餐会の会場へ向かう際には手を繋ぎ、フィレンティアは緊張しながらも、ただエスコートの役目を果たしてくれているだけだと自分に言い聞かせているよう。
フィレンティアはペレスのことをかなり意識してしまっているようで、これからの2人の関係発展のためには湖の出来事が良いきっかけだったのかも?
ちなみにフィレンティアはラモナのことを思い浮かべながら、アカデミーで運命の女性と出会ったりしてないのかと切り出しましたが、ペレスはそれを否定。そんな人はいないと。
その話にフィレンティアは少し困惑しているようでした。前世の経験からするとすでに恋仲になっているはずだと思っていたのでしょうね。
今世ではペレスにとっての運命の人は当然フィレンティアであり、そのことを彼女に早く気づいて欲しいものです。
アビノックスの好きな人
それから晩餐会の場ではルーマン家の後継者であるアビノックスがだいぶ酔っ払っているようで、フィレンティアは彼の恋の悩みを聞かされることに。
どうやらアビノックスには一目惚れした好きな女性がいて、これまで何度も会って親密な関係を築いてきたとか。
しかし最近になってその女性から、家門によって決められた結婚相手がいると伝えられたらしく。それで彼はショックを受けて落ち込んでいるみたいです。
なるほど…。ちなみにその女性が誰なのかについては明かされておらず、何者なのか気になるところ。意外とすでに作中に登場している誰かということもありそうですよね。
ただアビノックス曰くプレゼントを贈ったりというアプローチはしてきたものの、告白は一度もしたことがないらしく。それならちゃんと気持ちを伝えなければとフィレンティアはアドバイスしていました。表現しない愛は愛ではないと。
彼女の助言でアビノックスが勇気を出して一歩踏み出せるといいですね。
ちなみにその会話をそばで聞いていたペレスは、表現しない愛は愛ではないという言葉に何か感じたようで。もしかしたら彼にとっても良いアドバイスだったのかも?
これからペレスがフィレンティアにもっともっと愛を表現するようになるかも分かりませんね。笑
サーシャウ家の新たな当主
そのころ南部サーシャウ城では、サーシャウ夫人と家門の新たな当主であるチャントン・サーシャウが部屋で2人きりで話をしていました。
サーシャウ夫人はこれまでも何度か登場していましたね。ギャラハンの叔母であり、当主として家門を率いてきた人物でした。
一方チャントンは作中で初登場と思われます。彼もまたサーシャウ夫人を叔母と呼んでおり、新たな当主ということですから彼が家門を引き継いだわけですね。
そんなチャントンは皇后ラビニからの手紙を受けて、明日首都へ出発する予定なのだとか。第152話でラビニが西部の領地問題の件でサーシャウ宛てに手紙を送ったという話があったので、その件で呼び出されたのでしょう。
サーシャウ夫人はとにかくアンゲナス家には気をつけろと忠告。彼らを信じてはいけないと。
チャントンは肝に銘じますとその言葉を受け入れましたが、ラストシーンでニヤッと不気味に笑っていたようで。
なんかちょっと嫌な感じがしますね…。サーシャウ夫人の忠告を無視してラビニと手を組むという展開もありそうな気がしてしまいます。
今のところ初登場ながらあまり良い印象ではないチャントンですが、彼がどんな人物なのか気になるところ。真っ当な人であることを願いたいです。
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