ピッコマで公開されている「今世は当主になります」の感想と考察になります。
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「今世は当主になります」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【150話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
アイバン家当主代理との対話
ロンバルディから声がかかったアイバン家当主代理は邸宅へと招待されることに。
彼のことを待っていたのは当主であるルーラックとフィレンティアでした。前々回148話でアイバン家に支援の旨を伝えようという話がありましたが、その件で呼び出したみたいですね。
アイバン家当主代理はその日支援を求めて多くの家門に掛け合っていたようですが、手を差し伸べてくれるところは一つもなく。途方に暮れていたよう。
協力関係を築いていたアンゲナス家さえも力を貸してくれないらしく。トリバの木を供給できないなら用無しということなのかもしれません。
そんな中でフィレンティアはロンバルディ家が北部を支援するという旨を伝えることに。復旧には木材が必要となるだろうから、ロンバルディのほうで金銭的負担をしてフェレット商会で持っている大量のトリバの木を提供すると。
その話を受けてアイバン家当主は心から救われているようでした。前回彼がアンゲナス家とは距離を置いたほうがよいと感じている場面もありましたから、今回の支援の話もあって一気にロンバルディ側の味方につけることができそうですね。
台本通りの役回り
ちなみにこの対話ではルーラックが山崩れの原因となった過度な伐採について厳しいことを言い、フィレンティアが祖父をなだめてアイバン家当主代理に寄り添うという。それによってアイバン家当主代理は守ってくれるフィレンティアに縋りつく構図となっていました。
それは事前にルーラックとフィレンティアの間で決めていた台本通りだったらしく。確かに恐怖を感じたときに守ってくれる人には心を開きやすいですから、全て狙い通りという感じでしょう。
アイバン家当主代理からしたらルーラックは怖い人でフィレンティアは天使のような存在だったかもしれませんね。
フィレンティアの提案
フィレンティアは支援の旨と合わせてあることを提案しました。
二度とこのような事が起こらないよう明日の大会議で対策を立てられたらいいと。そして最善策は今回の山崩れについて責任がある人に適当な処罰を与えることだというのです。
山崩れの責任は過度な伐採を行ったアイバン家とアンゲナス家ということになりますが、アイバン家は北部の山崩れですでに罰を受けたことになるため、あとはアンゲナス家に罰を与えるべきだという話みたいですね。
そんなフィレンティアの提案をアイバン家当主代理も受け入れているようでした。おそらくアンゲナス家との関係を切ってロンバルディ家側につこうと覚悟を決めたのかもしれません。
責任を負わされることを回避しなければというラビニの意向が前回第149話で触れられていましたが、そうはさせないように追い詰めて欲しいですね。
ラビニの命令でアンゲナス家次期当主デューイは大会議を欠席することになっていますが、どうにか彼を大会議の場に引きずり出したいところ。この後の展開が楽しみです。
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