ピッコマで公開されている「今世は当主になります」の感想と考察になります。
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「今世は当主になります」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【149話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
アンゲナス当主の死
アイバン家当主代理は皇后ラビニのもとを訪れて衝撃の報告を伝えました。なんとアンゲナス当主フェルディックが山崩れに巻き込まれて死亡したと。
まさに前回警告を無視してアイバン城を出て行っていましたからね…。救助を要請したりと迷惑をかけて家門に泥を塗るみたいな展開を想像していましたが、まさかあっさり亡くなってしまうとは。まあ自業自得としか言えないです。
そんな父親の死の知らせを聞いたラビニは無表情のまま、父が管理していたトリバの木はどうなったのかと聞き返すという。
父が死んだにも関わらず第一声がそれですか…。本当に冷酷ですね。これにはアイバン家当主代理も唖然としている様子でした。
そして話が終わって部屋をあとにしたアイバン家当主代理は、アンゲナス家とは距離を置いたほうがよいと感じたよう。皇后陛下は危ないと。
自分の野望のためには父の死など些細な出来事だと考えているような人物とはこれ以上絡まないほうがよいというわけですね。それが賢明な判断でしょう。アイバン家を利用するだけ利用していずれ切り捨てるかも分かりませんから。
フェルディックの死をきっかけにアイバン家が正しい方向へ進むといいです。
弟への指示
その後ラビニは弟デューイを呼び出し、父の死を伝えていました。
まさかの知らせにデューイは激しく動揺すると同時に、父の死を全く気にしていない様子の姉の振る舞いに困惑するという。やはり家族から見てもラビニは異常なのでしょう。
それからラビニはデューイにアンゲナス家の次期当主の座につくよう指示。そして追悼を理由に明日の大会議も欠席するようにとも。
このままでは北部の山崩れの責任を全てアンゲナス家が背負わされるとラビニは考えており、そのためひとまず大会議の場も回避しようというわけですね。
ラビニは責任を逃れるために父の死をうまく利用しようとしているようで、本当に人の心など持ち合わせていないのでしょう。
どこまでも卑怯なラビニ
その日ラビニは皇帝ヨバネスと顔を合わせ、涙を流しながら泣きついていました。父の死を酷く悲しんでいるふりをしているようで。
そんなラビニのことを、どれほど辛いだろうかとヨバネスが慰めるという。完全に演技に騙されてしまっていますね…。
悲しんでいるところを見せて明日の大会議にアンゲナスから出席しないことを正当化しようとしているのでしょうか。本当にどこまでも卑怯な奴です。
思い通りに責任逃れさせないようルーラックとフィレンティアがどうにか手を打って欲しいところですね。
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