ピッコマで公開されている「今世は当主になります」の感想と考察になります。
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「今世は当主になります」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【148話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
警告を無視して
山崩れの影響でアイバン城の城門は完全に封鎖され、不本意ながら足止めされることとなったアンゲナス当主フェルディック。
外は危険だからと守衛の者たちが説明するも彼は聞く耳を持たず、早く外に出させろと騒いでいるよう。
そこへバイオレットがやってきて守衛と共に説得を試みましたが、フェルディックはバイオレットのことをフェレット商会の平民の子だと馬鹿にしたうえ、警告を無視して城を出て行ってしまいました。
これ以上説得しても無駄だからと守衛の者たちは渋々城門を開けたみたいですね。
どうせこの後フェルディックたちは自然の脅威にさらされて救助を求める展開になるのではと。もしそうなったらただただ迷惑でしかないですけどね。苦笑
山崩れが起きている中で自ら山の中に入るなんて、どれほど愚かなことをしているか痛感して欲しいものです。
北部を支援
フィレンティアは祖父ルーラックの執務室を訪れ、そして北部で起こっている山崩れについて話し合うことに。
彼女は遠くの地域だからといってロンバルディが見て見ぬふりしてはいけないということ、そして北部を助けるうえで最も重視するのは自力で再建できるよう協力することだと説明。
ルーラックも全く同じ考えだったようで、孫娘の話に感心しているようでした。フィレンティアの評価はどんどん上がっていきますね。
また2人とも原因を作った者にしっかりと責任を負わせることも重要だと考えているよう。アイバン家とアンゲナス家が木の伐採量を増やしたことが山崩れの原因だということなのでしょう。
それからフェレット商会のクレリバンはトリバの木をアンゲナス家に高く売るよりも災害の起きた北部へ格安で支援すべきだと考えているとフィレンティアはルーラックに伝えていました。
フェレット商会の決定権を持つのは実際はフィレンティアですが、それを隠してクレリバンの意向として伝えたわけですね。
ルーラックはそれに感銘を受け、さらに西部開発に向かう予定のロンバルディ建設の技術者を急遽北部へ送ろうということに。
木材も手に入らず技術者も奪われて、ラビニやビエーゼたちは不満を抱きそうです。笑
当主代理として
明日また大会議が開かれる予定となっており、その前にアイバン当主を呼んで支援の旨を伝えようということに。
そしてその役割をルーラックはフィレンティアに任せることにしました。
これには彼女も少し驚いているようで。北部の支援について関与するところまでは狙い通りだったものの、さすがにそこまでの重要な仕事を任されるとは思っていなかったのでしょう。
これはロンバルディ当主代理としての仕事ということで、ルーラックのフィレンティアへの信頼が表れていますね。
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