ピッコマで公開されている「今世は当主になります」の感想と考察になります。
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「今世は当主になります」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【145話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ただの丸暗記?
前回に引き続き第1皇子宮でのアスタナの授業の時間。
今度の大会議で第2皇子ペレスよりももっと爪痕を残さなければいけないという話になり、最も重要な議題となるであろう東部交易路問題について予習することに。
東部は交易路が険しい関係で帝国の商団は東部にだけ高値で売っているという問題があり、そのせいで東部の人たちは皇室に補助金支給を要望しているのだとか。
まさにギャラハンが管理しているチェサユ領地やフィレンティアが手掛ける宅配事業なんかが大きく絡んできそうな話ですね。
その問題に対して教育係の先生は補助金を東部ではなく北部に回すべきだと主張するようアスタナに説明。皇后ラビニの出身家である西のアンゲナスと手を組んでいるのが北のアイバンですからね。
教育係は色々とそこら辺の事情を説明していましたが、アスタナは大会議で話すことをとりあえず丸暗記しておけば良いと考えているよう。そんな彼の意図を感じたのか教育係はまた呆れているようでした。
本当にアスタナは救いようが無さそうですね。議論には流れというものがありますから、丸暗記で大会議に臨むアスタナが的外れな発言をして恥をかくなんて展開もありそうです。
ペレスが実力の差を見せつけてくれるであろう大会議が楽しみですね。笑
事業説明会の当日
フィレンティアが推進する宅配事業に関する事業説明会の日がやってきました。
それはデボン家の邸宅を会場として開催され、貴族以外に商人たちも多く参加しており、通常の事業説明会とは雰囲気が違うよう。
ラビニなんかはこの事業説明会のことを把握したうえで卑しい者たちが集まる場だと見下しているようで。彼女みたいな人は平民など相手をする価値が無いと思っていそうですからね。
またこの事業説明会ではフィレンティア自身も参加者と積極的にコミュニケーションをとり、モナック商会のノシアと初めて顔を合わせていました。表向きの商会主とされている人物ですね。
おそらくノシアはこの日も実質的商会主であるペレスから何か指示を受けて来ているのではと。どんなやり取りが交わされるのか楽しみです。
奴も会場に
事業説明会に正体を隠してこっそりと参加している人物がいました。それは第1皇子アスタナ。
彼は母ラビニから止められていたらしく。そんな卑しい者たちの集まりに顔を出して格を下げるなと言われていたみたいですね。
それでもどうしても参加したかったようで、正体を隠してこっそりと会場にやって来たようです。
彼は堂々と振る舞っているフィレンティアを遠くから見て不愉快に思いつつ、会場の片隅で大人しく一人で過ごしているララネに目をつけていました。
何だか嫌な予感がしますね…。アスタナがララネに何をするつもりなのか気になるところです。
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