ピッコマで公開されている「今世は当主になります」の感想と考察になります。
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「今世は当主になります」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【138話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
双子たちは不在
ロンバルディ邸を訪れて騎士たちと剣の手合わせをしていたペレス。やはり彼はメイロンとギリウの双子と一戦を交えたくて来たみたいですね。
ただ残念ながら双子は不在だったため他の騎士たちを指導していたよう。
ペレスと双子たちの勝負が見れないのはちょっと残念…。また別の機会に見れるのを期待したいところです。
またフィレンティアはクレニーと共に彼のいる訓練場を訪れたのですが、クレニーはペレスに憧れていて目を輝かせていました。
ペレスもクレニーのことを気に入って可愛がってくれるといいです。
不満を感じるビエーゼ
フィレンティアがロンバルディ邸内でペレスと一緒にいるのを見て険しい表情を浮かべている人物が。それはビエーゼでした。
第2皇子と親しくしているというのも面白くないのでしょうし、何より彼女がロンバルディ直系の権利を使ってデボン家と事業を始めたことに不満を感じているようで。
ロンバルディの直系は成人になると家門の事業に関与する権利が与えられるという話が以前第131話でありましたね。
ビエーゼとしては平民の血が流れるフィレンティアにも権利が認められたことに納得がいかないみたいです。
まあ純血で無能なビエーゼより、血統に傷があっても有能なフィレンティアが行使すべき権利だと思いますけどね。長男が家門を継ぐべきだなどという考えに囚われている彼には一生理解できないでしょうね。
周囲からの忠告
当主ルーラックとその子供たちが集まる話し合いの場。フィレンティアの事業について不満そうにしているビエーゼに対し、彼女を放っておくようにとルーラックは忠告していました。
ビエーゼのことならフィレンティアの邪魔をしかねないとルーラックも察しているのでしょうね。
それから話し合いの場が終わってビエーゼはシャナネットと2人きりになり、今度は彼女から忠告を受けることに。フィレンティアの邪魔をしようなどとは考えないで自分が成果を出すことに集中しなさいと。
まさに正論ですね。これ以上誰かの足を引っ張ろうとするのではなく、それよりも自分の評価を高める方向に力を使って欲しいものです。
まあ真っ向勝負で勝てる自信が無いのかもしれないですけどね。おそらくビエーゼは当主の座を巡る争いにおいて無意識のうちにフィレンティアを恐れてしまっているのでしょう。
ビエーゼは周囲からの忠告をどう受け取ったのか、彼の今後の動向には注目です。
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