ピッコマで公開されている「今世は当主になります」の感想と考察になります。
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「今世は当主になります」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【134話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
あの商会の主は
夜遅くにフィレンティアのもとを訪ねてきたベイト。彼の情報ギルドもだいぶ規模が大きくなったらしく、フィレンティアもベイトの情報は完璧に信頼しているみたいです。
そんな彼がこんな夜遅くに訪ねてきたのは相当重要な報告があるからのよう。
以前第126話で名前が出てきたモナック商会について。全てが謎に包まれていた商会ですが、そこの商会主がなんとペレスだったのだと。
これはかなり驚きですね…。今回の話の流れ的に途中で何となくペレスかもと察しましたが、第126話時点では全く予想もしていませんでした。
この調査報告にはフィレンティアも目を見開いて驚いているようで。
またベイトの話によるとモナック商会は表向きにはノシアという商人を主人にしているものの、実質的な商会主はペレスなのだとか。
これはフェレット商会におけるクレリバンとフィレンティアの関係と同じと言えそうですね。
クレリバンにも報告
翌日になり、モナック商会についてクレリバンにも報告。主人がまさかのペレスだったことに彼もかなり驚いているみたいです。
そしてパーティーの場でペレスから少し敵意を向けられたことにも納得しているよう。
ビジネスにおける敵対関係ですからね。第126話では北部の特産品であるトリバの購入でフェレット商会とモナック商会が競争関係になっているという話もありました。
一方でフィレンティアはというと、トリバの木の購入でモナック商会と争う頻度を減らしてみようと指示。
フェレット商会では去年から地道に買い入れていて十分在庫があるということと、そしてペレスが何を考えているのか見守りたいという思いがフィレンティアにはあるよう。
もしかしたらフィレンティアとしてはペレスが商会を立ち上げて事業をしていることに嬉しさもあるのかもしれませんね。
皇后ラビニの動向
最近皇后ラビニは北のアイバン家と親しくしているよう。皇居に呼ぶなど、親交を深めているみたいです。
というのも皇太子冊封の手続きにおいて帝国貴族の同意が必要らしく。貴族会での同意を経て、北のアイバン、西のアンゲナス、東のルーマン、南のサーシャウ、そして中央のロンバルディの全てが同意する必要があるとか。
つまり息子アスタナを皇太子にしたいラビニは北のアイバンを味方につけ、少なくともペレスが皇太子になるのを邪魔しようというわけですね。
満場一致というのは中々ハードルが高いですが、北のアイバンよりもそもそもラビニの出身家門である西のアンゲナスが何よりも厄介そうです。
ちなみに前世でペレスが皇太子になった際は、アンゲナスは代表家門の座から引きずり降ろされ、ロンバルディはビエーゼらの愚行により滅びたため問題にならなかったよう。
今世でペレスはどのように皇太子の座を掴むのか。今後の展開が楽しみですね。
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