ピッコマで公開されている「今世は当主になります」の感想と考察になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」や「みんなの感想・レビュー」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第119話 | 第120話 | 第121話 |
「今世は当主になります」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【120話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ルーラックの思い
当主代理としてのビエーゼの様子についてはルーラックの耳にも届いていました。
ビエーゼのお粗末な仕事ぶりに呆れると同時に、彼がその座について得意げになっているということもルーラックを失望させていました。
どうやらルーラックには当主という座がどれほど重大な責任を伴うのかビエーゼに理解させ、そして彼が自ら諦めてくれることを望んでいたみたいですね。
しかし思ったようにはならずビエーゼは調子に乗ってしまったわけです。
ただ無能で仕事ができないだけならまだしも、ビエーゼはそのことを自覚していない分たちが悪いですよね。きっと自分が十分当主としての役目を果たしていると勘違いしているのでしょう。
ビエーゼが自ら諦めることができるようチャンスを与えたのはルーラックの最後の優しさだったのかもしれませんが、もうそれも期待できないので早いところ当主代理の座から下ろしてやりたいです。
皆でお見舞いに
ルーラックのもとにはフィレンティアたちがお見舞いにやってきました。
一緒に来たのはララネ、アスタリウ、そしてメイロンとギリウの双子でした。どうやら皆フィレンティアが誘ったみたいです。
いずれもフィレンティアと親しい人たちで、未来のロンバルディを支えていって欲しい仲間でもありますね。
ルーラックも孫たちがお見舞いに来てくれたということで嬉しそうにしており微笑ましい光景です。
シャナネットに助けを
シャナネットのもとにはブレイ家のグロディック・ブレイが訪ねてきました。前回ビエーゼのところへ報告に訪れていた家臣です。
ロンバルディ銀行の偽造小切手が発見された問題でビエーゼがまともに取り合ってくれないため、シャナネットに助けを求めにきたよう。
まだ療養中のルーラックにはグロディックもさすがに相談に行けないということで、そこで助けを求められるシャナネットは信頼されているのかもしれませんね。
話を聞いたシャナネットはすぐに事態の重大さを認識。まず偽造を見分ける方法の徹底調査を命じ、既存の小切手の発行停止と新たな小切手の発行は当主の権限であるためシャナネットからビエーゼに言ってくれるとか。
いかにも仕事ができる優秀な女性という感じでカッコいいですね。
シャナネットが迅速に対応に動いてくれてグロディックも心から安心しているようでした。
ビエーゼよりもシャナネットのほうが圧倒的に当主として必要な能力を備えていますよね。ビエーゼによって家臣たちが苦労する中、シャナネットの活躍に期待したいところです。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第119話 | 第120話 | 第121話 |