ピッコマで公開されている「婚約破棄の対価」の感想と考察になります。
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「婚約破棄の対価」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【92話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
真実を公表
アスリエルの意向によりエルシアが神託の令嬢であることが公表されることに。
神託を覆すというのは世間の神殿に対する不信感につながってしまうため、エルシアはそれによってアスリエルが不利益を被ることを望まなかったものの、真実を明かしたいという彼の意思は固かったみたいですね。
エルシアも以前偽物の神託の主だとされた時に人々から冷たい言葉を浴びせられたことがありますが、アスリエルとしては彼女にだけそんな思いをさせてしまったことに対して罪悪感もあるのかもしれません。
それから真実が公表されると、案の定激しいデモによって神殿は大騒ぎに。これには神官たちも頭が痛いようですが、アスリエルは冷静なまま。彼はこれくらいのことは覚悟していたのでしょうね。
一方でやはり本物の神託の主だったということになったエルシアは、苦難と逆境を乗り越えた神の子にも似ていると言われ、人々からこれ以上ないほど崇められるようになったみたいです。
まあ本来いるべき場所に戻って、然るべき待遇を受けるようになったということでしょうね。
一方でネベアは
一方ネベアがいるルルテラ侯爵邸にもデモ隊が押し寄せており、偽物の神託の令嬢は消えろなどと激しい批判を浴びているよう。
エルシアが偽物とされたときと全く逆の状況になったと言えそうですね。
そんな彼女のもとにはアスリエルが訪れ、病気の妹を神聖力で治療するという。元々第68話で描かれていたように、神託の令嬢のふりをしてくれたら見返りに病気の妹を治療するという話でしたから、約束を果たしたということなのでしょう。
また実は数日前にエルシアがネベアのもとを訪れていたらしく、侍女をつけてくれたりと静かな地方へ行けるよう手伝ってくれたとか。
そんな善意を施してくれたエルシアにネベアは感謝しているみたいです。
偽物だとされたときに世間からどんな扱いを受けるかはエルシアが身をもって体感しているので、そういうこともあってネベアに救いの手を差し伸べたのかもしれませんね。
ネベアが最初第1話で登場した時は如何にも嫌な奴という感じでしたが、真相が明かされると実は神殿に巻き込まれて病気の妹を助けるために神託の令嬢のふりをしただけでしたし、何だか全体的に損な役回りで可哀そうでしたね…。
まさかのプロポーズ
エルシアはアスリエルの会うために神殿を訪れることに。神託の件で真実を公表してから彼は色々と忙しかったらしく、会うのは少し久しぶりみたいですね。
案内されてエルシアが執務室に入ると、そこでは疲れて机で寝ているアスリエルの姿が。
彼の寝顔を見てエルシアは微笑み、そして彼が起きるとすぐに、私たち結婚しましょうとまさかのプロポーズをしていました。
アスリエルからしたら居眠りしている間にいつの間にかエルシアが来ていて、目が覚めたら突然プロポーズされたわけですから驚きでしょうね。笑
この後続きがどうなるのか楽しみです。
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