ピッコマで公開されている「婚約破棄の対価」の感想と考察になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」や「みんなの感想・レビュー」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第84話 | 第85話 | 第86話 |
「婚約破棄の対価」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【85話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
誰の遺体?
皇居の庭園で発見されたイルノスと思われる遺体。どうやらただ倒れているだけではなく死んでいたみたいですね…。
とはいえ焼死体であり、本当に彼なのかどうかは断定できない状況のよう。
まず焼死体の服装が彼のものであるということ、そして皇居内をくまなく捜しても彼の姿は無く行方不明となっている状況もあって、その遺体がイルノスである可能性が高いとされているみたいです。
なるほど…。この感じだと結局別人でしたというパターンな気はしてしまいますね。本物のイルノスは拉致してどこかに監禁しているという展開はありそうです。
もちろんそれをやったのはエルシアの母ペゼンテルア公爵夫人でしょう。真相が気になるところです。
ペゼンテルア公爵夫人が容疑者に
ペゼンテルア公爵夫人のもとには皇室騎士たちが押しかけてきました。皇太子殺害の容疑がかけられているのだと。
というのもイルノスの部屋から公爵夫人と交わされた手紙が発見され、さらに遺体が発見される直前に2人が一緒にいたという目撃証言もあり、極めつけは焼死体の近くにペゼンテルア公爵家の紋章が刻まれたマッチが落ちていたと。
これでもかと言わんばかりに公爵夫人にたどり着く証拠が出てきましたね…。
一方公爵夫人は特に抵抗する様子もなく大人しく連行されることに。その振る舞いからすると逮捕されるのがむしろ計画通りであり、そのために分かりやすく証拠も残しておいたのかもしれませんね。
公爵夫人の狙いとは
皇室騎士たちが押しかけてくる前のペゼンテルア公爵夫人と娘エルシアの会話。皇室に対して裁判を起こすつもりなんでしょと公爵夫人は切り出していました。
以前第61話や第66話で触れられていた件ですね。エルシアはアスリエルとシルビアにその意向を明かしていました。
娘から直接聞いたわけではなくても公爵夫人もそのことについてすでに知っていたみたいです。
そして公爵夫人は皇帝を裁判の席に座らせるのは大変なのではないかという発言も。おそらくこれが今回公爵夫人が事件を起こした理由なのではと。
皇室相手に裁判を起こしたいという娘の望みを叶えるために一役買おうとしているという感じなのかもしれません。
ちなみに皇室騎士たちに連行される際、公爵夫人は一緒にその場にいた娘エルシアに何か耳打ちしていました。そこで何を伝えたのかは明かされず、気になるところです。
皇室相手に裁判
公爵夫人は牢屋に入れられることになりましたが、そこでエルシアが皇室相手に裁判を開くことに。今回の事件について母の冤罪を訴えるということですかね?
いずれにせよエルシアは望んでいた通り皇室相手に裁判を起こし、そのきっかけを母が作ってくれたのかもしれません。
これからどんな展開が待っているのか楽しみです。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第84話 | 第85話 | 第86話 |