ピッコマで公開されている「婚約破棄の対価」の感想と考察になります。
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「婚約破棄の対価」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【40話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
皇太子妃のような好待遇
エルシアがイルノスの部下に案内された場所。それはイルノスのすぐ近くの部屋でした。
やはり近くでしたか。前回の感想考察でも触れましたが、さすがにイルノスと同室ではなくてよかったですね…。苦笑
ただすぐそばの部屋ということで、徹底的にエルシアのことを監視するつもりなのでしょう。
彼女のために用意された部屋は十分に広くて立派なところであり、食事なども使用人たちが用意してくれて何不自由ない生活環境のよう。
罪人だから捕らえておくというイルノスの話でしたが、とても罪人の扱いとは思えず、まるで皇太子妃のような好待遇です。
とはいえ生活に苦はないものの、手紙などでの外部とのやり取りは禁じられて、傍につけられた侍女はイルノスの乳母の妹で皇太子の忠犬と呼ばれている人物らしく。
ただただエルシアを自分の傍に置いて徹底的に管理したいというイルノスの思いが表れていますね。
ほとんど軟禁状態という感じですが、イルノスはいつまでこんなことを続けるつもりなのでしょうか…?本当に厄介ですね。
ヒレンを脅迫
エルシアの部屋には監視役としてヒレンがつけられていました。
彼は以前にも登場した第4騎士団の副団長で、第28話ではエルシアの兄リアスが信頼を寄せていそうな描写が見られた人物でしたね。
今回ヒレンはイルノスの命令でエルシアを傍で監視しているわけですが、そんな中でも割と紳士的な対応をしてくれている印象です。
夜中になりエルシアはそんなヒレンに脅しかけることに。家族が皇城支援金を横領しているだろうと。
ヒレンの家門はマチルダ伯爵家ですが、バレてはまずい不正を働いていたみたいですね。
エルシアに対して優しく紳士的に接してくれていただけに、こういう脅迫のようなことをするのはちょっと彼が可哀そうな気がしてしまいます…。
ヒレンはたじろいでいましたが、秘密にしておく代わりに兄リアスに手紙を届けるようエルシアは頼んでいました。
外部とのやり取りが禁じられている状況ですから、弱みを握っていることを示してヒレンを味方につけ、リアスと連絡を取ろうということですね。
果たして手紙は無事に兄リアスへ届くのでしょうか。今後の展開が気になるところです。
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