ピッコマで公開されている「婚約破棄の対価」の感想と考察になります。
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「婚約破棄の対価」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【35話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
貧民街の伝染病
市場を歩いているエルシアのもとには、お花を買いませんかと声をかけてくる一人の少女が。
エルシアはその花を買うと同時にあることに気づきました。それは少女が伝染病にかかっているということ。
それは昨年も貧民街で流行った伝染病であり、第27話で触れられていた伯爵領で流行っているものとは別みたいですね。
貧民街の支援はすでに皇太子妃の座を退いているエルシアが考えるべきことではないですが、それでも彼女は放ってはおけないようで。
いや~彼女は正義感が強いですね。
ちなみに以前伝染病が流行った時には、皇太子イルノスの命令で貧民街に火を放ったのだとか。助けるのが面倒だから全員焼き殺してしまおうということでしょう。
イルノスがそこまで酷い人間だったとは…。確かに冷たくて自分勝手な人だとは思っていましたが、ここまで非道だとは想像以上です。
今回はぜひエルシアが貧民街の人たちを助けてあげられるといいですね。
エルシアの計画
エルシアの計画はというと、まず敢えて貧民たちが伝染病にかかっていることを皇室騎士たちが知るよう誘導するのだと。
そうすると皇室騎士たちのほうで貧民街に火を放つはずだから、火事で皆が逃げ出てきたところをペゼンテルア公爵家の騎士たちで保護しようということみたいです。
確かに人々が自ら外に逃げ出てきてくれたほうが手っ取り早いですからね。
それからエルシアにはその先の計画もあり、貧民たちが生活する街の整備をペゼンテルア公爵家のほうで主導するつもりなのだとか。
これはかなり大規模な話になっていきそうですね。それと同時に公爵家は民衆から大きな支持を得ることになるのではと。
逆に皇室のほうは対照的に支持率が下がっていくかもしれませんね。エルシアの優れた手腕のおかげで国民から支持を得てきたという側面はあると思うので。
エルシアには兄リアスと共に公爵家を導くような存在になって欲しいものです。
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