ピッコマで公開されている「婚約破棄の対価」の感想と考察になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」や「みんなの感想・レビュー」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第29話 | 第30話 | 第31話 |
「婚約破棄の対価」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【30話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
お互いのメリット
教皇アスリエルと2人きりで会話を交わすエルシア。
彼は以前も言ってきたことをあらためて提案してきました。私のものにならないかと。
以前第20話の時点では”私のもの”が漠然としていてよく分かりませんでしたが、それが大聖女として彼の伴侶を意味するということが今なら分かりますね。
大聖女は多くの女性が欲しがる地位らしく。皇族もむやみに扱えない職位であると同時に皇后ほど守るべき義務がなく、必然的に民心まで得られる存在だからと。
皇太子妃の座を降ろされたエルシアにそんな地位が用意されているわけですから、彼女にとって大きなメリットがあることは言うまでもないですね。
一方でアスリエルにとってのメリットはというと、エルシアという女性を自分のものにできることなのだとか。それ自体が彼が望んでいることみたいです。
なるほど~。単にエルシアに惚れている解釈でいいのですかね?
そんなアスリエルの提案もエルシアは受け入れることはなく。むしろ教皇のほうが私のものになったらどうかと提案する場面も。
結局これについて明確な結論は出ず。2人の関係がどうなるのか注目ですね。
神託は嘘?
それからエルシアはアスリエルから衝撃の事実を知らされることに。
前教皇の遺書を取り出し、そこに書かれている衝撃の内容はというと、なんと神託は嘘だったのだとか。
元々の神託は、初代聖女のような髪色のエルシアが皇太子妃となれば帝国に平和がもたらされるだろうということでしたね。途中で神託の子はネベアだったという話になりましたが。
そもそも最初の神託が嘘だったという話に、エルシアは大きなショックを受けたよう。
色々と我慢して皇太子妃として生きてきた人生は何だったんだって話ですよね…。
ただアスリエルの話を詳しく聞いてみると、皇太子妃になるという部分が嘘であり、エルシアはただ帝国の平和を保つための道具として皇帝に利用されたのだとか。
ということは帝国に平和をもたらす存在であるという部分は本物の神託なのですかね?
とにかくエルシアのことを都合よく利用してきた皇帝は許せないです。この流れで行くとエルシアにとって神殿が味方で皇室が敵という構図になっていくのでしょうか。話が大きく動いてきて今後の展開が楽しみですね。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第29話 | 第30話 | 第31話 |