ピッコマで公開されている「婚約破棄の対価」の感想と考察になります。
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「婚約破棄の対価」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【23話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
神聖力で眠りに
窓から部屋に入ってきてエルシアに会いに来た教皇アスリエル。
彼はエルシアと親しくなりたくてわざわざここに来たよう。彼女の心を魅了したいのだと。
そんなことを言われようともエルシアはすぐに心を許すような素振りはなく。以前よりも警戒心は薄れているとは思いますが、そう簡単に信頼はできないのでしょうね。
それから窓から風が吹き込んで寒いからと、アスリエルは自分のローブをエルシアに肩にかけてあげることに。するとアスリエルの神聖力をまとったローブの効果によってエルシアは眠気に襲われそのまま寝てしまいました。
アスリエルはエルシアを眠りにつかせて優しい表情を浮かべ、そのまま帰って行くという。
宴会で疲れたエルシアを癒してあげるという彼の優しさなのかもしれません。
それから朝目覚めたエルシアは彼が貸してくれたローブの温もりに心地よさを感じたよう。そして一度味わった温もりは失いたくないものだともボソッと呟いていました。
もしかしたらエルシアはまたもう少しアスリエルに心を許せるようになったのではと。何だかんだ彼女を魅了しようとするアスリエルの思惑通りになっているのかもしれませんね。
侍女長が内通者?
アスリエルはある女性とやり取りしている場面が。それはエルシアに仕える侍女長でした。
どうやら彼は侍女長にエルシアの動向を監視させているみたいですね。それで宴会のときだったり彼女の行動を把握していたのでしょう。
侍女長はアスリエルに子供の病気を治してもらって助けられたのだとか。だからエルシアに申し訳ないと思いながらも、アスリエルには忠誠を尽くそうと心に決めているみたいです。
一応エルシアに対する罪悪感は感じているのですね。
ちなみに侍女長は第2話でも登場していて、婚約破棄したタイミングくらいでエルシアに冷たい視線を送っていた気がしますが…。あれは何だったのでしょうか?
エルシアを神託の子じゃなかったと軽蔑していた人が罪悪感を感じるなんて考えられませんし。
第2話のシーンは別に軽蔑ではなかったのか、それともこの間の宴会で考えが変わったのか、侍女長の心情は少し気なるところです。
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