ピッコマで公開されている「公女様は休みたい」の感想と考察になります。
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「公女様は休みたい」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【44話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
オルレアンの想い
少し顔を赤くしたオルレアンはアカデミーでもっとあなたと一緒にいたいからとルビアに告げますが、彼女の答えを聞く前に話を逸らしてしまいます。
実際、スベン子爵に伝えたルビアの懲戒処分は事実であり、これから2週間の停学と毎日反省文の提出があるのだと話すオルレアン。しかも、その反省文のチェックは自分が担当することになるのだと。
オルレアンが真剣な眼差しで想いを伝えましたが、照れ隠しなのか、ルビアに拒絶されてしまうと察知したのかはわかりませんが、自ら話を逸らしてしまったのが残念です。
しかし、毎日の反省文のチェックをオルレアンを担当するということは、2人の顔を合わせる機会が増えるということなので楽しみですね。
婚約破棄したい理由
毎日顔合わせることになったルビアとオルレアン。ルビアが不満そうな表情をする一方で、オルレアンはうれしい様子。
彼の好意に気付くルビアは、それが都合が悪いと思うといきなり婚約破棄を申し出ます。
そして、その理由は妊娠ができない体だからと。
どうやらこれは事実なようで、ルビアは何回も生き返るこの世の法則から外れた存在であるから、子どもを産むことは強く制約されるのだということらしいです。そして、実際に何千年の人生を生きていても子どもは産んだことがないと。
こんな話を明かさなければならないルビアは辛かったでしょうね。しかし、自分に好意を持つオルレアンを諦めさせるには、これくらいのことを言わないといけないと思ったのでしょうか。
その話を聞いたオルレアンはルビアを慰めるために、そっと彼女を抱きしめます。
そして、皇居の優れた医者や魔法使いにより治療できるかもしれないし、それでもダメなら自分の跡継ぎには養子を迎えればいいのだと。
ルビアはそれでも婚約破棄をしてほしいと言いますが、そんな理由では絶対に婚約破棄なんてしないと宣言するオルレアン。
結局、この話はここまでになりますが、ルビアは彼には素っ気ない態度を取りつつも、内心ではオルレアンの言葉に好感を抱いたようです。
オルレアンのまっすぐな気持ちが少しはルビアに伝わっていて良かったです。
それにしても、オルレアンはいつのまにかこんなにもルビアに好意を抱くようになっていたのですね。
いつか、彼の想いがルビアの心を変えることができると良いです。
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