ピッコマで公開されている「皇女、反逆者に刻印する」のネタバレと感想になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第7話 | 第8話 | 第9話 |
「皇女、反逆者に刻印する」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【8話】ネタバレ
まるで別人のよう
皇子と皇女たちの待つ部屋に、父である皇帝デズモンド・ドミニク・カリスト・ハーデルラミドが入ってきた。
デズモンドの合図でティータイムが始まる。
彼はお茶を用意してくれと侍従長に指示するが、そこでイヴィエンヌは私が特別なお茶を用意しましたと口を開いた。ぜひこの場で味わってほしいと。
そのお茶には頭痛を和らげる効果もあり、先日お父様がこめかみをおさえていたのでとイヴィエンヌは言う。
自分を気遣ってくれたのかと感じたデズモンドはご機嫌で、そのお茶を喜んで飲むのだった。
これまで強情だった彼女とはまるで別人のようであり、父に媚びを売っているのか?と兄弟姉妹たちは思った。
チラッとブリジッテのほうを見ると、彼女はギロッと睨んでいるようである。
当然面白くないだろうが、あなたのような賢い妹を持って私も鼻が高いわと笑顔で心にもないことを言ってくるのだった。
狡猾なロゼニット
話が変わり、ロゼニットの誕生日と専属騎士の指名式の話題に。
ロゼニットは指名式で刻印をそつなくこなせるか心配だと口にする。
指名式ではホムンクルスを刻印する必要があるのだ。
そしてロゼニットはその流れで、才能のあるイブお姉様ならこんな心配することないんだろうなー…と言ってきた。
それは専属騎士を置くことを頑なに拒否するイヴィエンヌを陥れるための、ロゼニットの狡猾さでもある。
イヴィエンヌが父から責められることを期待して、ロゼニットはニヤッと笑っていた。
予想通り、そろそろ皇室の伝統に従って専属騎士を置いてはくれぬかとデズモンドも呆れたように言う。
イヴィエンヌはここからまさかの行動に出るのだった。
イヴィエンヌの答え
イヴィエンヌは、このチャンスを作ってくれたロゼニットに感謝していた。
周りの予想に反し、イヴィエンヌはこれまでの振る舞いを謝罪し、専属騎士を置くと言う。
まさかの発言に、その場にいる者たち全員が耳を疑い驚いた。
そしてデズモンドは、やっとお前もその気になったか!と嬉しそうにしている。
一方のロゼニットは、なんだか話がおかしな方向に進んでない?と思うようにいかず戸惑っているようだ。
指名式はいつ頃考えているのだとデズモンドが聞くと、今日にでもとイヴィエンヌは答える。
そしてすでに選ぶ騎士は決まっており、空中監獄のバケモノと呼ばれるミカエリス・アグニトを指名すると言うのだった。
【8話】感想
イヴィエンヌを陥れるための話に持っていこうとするとは、ロゼニットは本当に性格が悪いですね。しかしそんな彼女の魂胆がまさかのイヴィエンヌにとって最高のチャンスになったようです。
専属騎士を置くと答えたイヴィエンヌは、ミカエリス・アグニトを指名すると言いました。
元々時間を戻したミカエリスはイヴィエンヌの専属騎士になりたがっていたので、これが実現したら順調に話が進みすぎてしまう気もしますが。笑
果たして許可されるのでしょうか。父が何と言うのか注目です。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第7話 | 第8話 | 第9話 |