ピッコマで公開されている「皇女、反逆者に刻印する」のネタバレと感想になります。
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「皇女、反逆者に刻印する」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【7話】ネタバレ
ロゼニットと専属騎士
ロゼニットと対面して思わず怒りがこみあげてくるイヴィエンヌだが、感情的になってはダメだと自分を落ち着かせ、笑顔で挨拶を交わした。
彼女の後ろに目をやると、専属騎士シルヴァスティアン・ミラードがいる。
今のところロゼニットは彼のことを気に入っているようだが、彼はいずれゴミのように捨てられてしまう。そんなことは二度とさせないわとイヴィエンヌは思った。
イヴィエンヌはシルヴァスティアンの剣術や魔法に長けているところに触れ、立派な騎士になれるはずよと声をかけた。
すると彼は何やら驚いているようだ。というのも他の皇族たちは彼の銀髪に興味を示すだけで、イヴィエンヌのような言葉をかけられたことはないのだと。
シルヴァスティアンはイヴィエンヌの言葉が嬉しかったようだ。
しかしそれを横で聞いていたロゼニットはショックを受けた様子で、少し元気をなくしているようであった。
兄と姉
イヴィエンヌとロゼニットは一緒に急いで父の元へ向かう。
部屋に入るとまだ父はおらず、兄と姉が席についていた。
姉の第3皇子ブリジッテ・アグネス・ハーデルラミド。
兄の第4皇子ルベンス・ハーデルラミドと第5皇子イカリス・ハーデルラミド。
セデラーは、ブリジッテの髪型がイヴィエンヌの言った通りであることに少し驚く。
そして2人が挨拶をして席に着くと、早速兄2人がロゼニットのことをまるで華麗なピンクの薔薇だなどと言って褒める。
その一方でイヴィエンヌのことは、ロゼニットを目立たせるための草木などと暗に言うではないか。
彼らはイヴィエンヌのことを馬鹿にしているのだ。
イヴィエンヌにとって重要なことは
全員が金髪という皇室において、1人だけライムブロンドという髪色のイヴィエンヌ。それは卑しい生まれの象徴でもあった。
過去の人生でも半皇族などと馬鹿にされ続けていたイヴィエンヌだが、今の彼女にとってはそんなことは本当にくだらないものである。
目の前で自分を馬鹿にする兄たちに、特に気にすることもなく笑顔で返すと、彼女の様子が違うことに兄たちも戸惑った。
今のイヴィエンヌにとって兄からの悪口などどうでもよいのである。
もうあの頃の私じゃない。重要なのはブリジッテ、ロゼニット、そして…お父様なのだから。
イヴィエンヌがそう思った時、ちょうど父である皇帝が部屋に入って来るのだった。
【7話】感想
今のところイヴィエンヌとセデラー以外ろくな登場人物が出てきてないですね。姉ブリジッテも妹ロゼニットも、2人の兄もみんな性格の悪い人たちです。
シルヴァスティアンはまだ描写少ないものの、イヴィエンヌの味方をしてくれそうな良い人かもしれませんが。
とりあえずイヴィエンヌ以外の皇族たちをどうにか懲らしめたいところです。
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