ピッコマで公開されている「影の皇妃」のネタバレと感想になります。
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「影の皇妃」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【50話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
エレナの購入した絵
大公家にはエレナから送られてきた絵画が届いていた。
リアブリックは彼女からの手紙を読んで怒りに震えていた。
やがて価値が大きく上がる絵だから、信じて代金を払ってくれだって?
今は学術院という閉鎖的な場所にいるから押さえつける必要はないけれど、卒業後になったら話は変わる。その前に、エレナだけではなく帝国貴族や皇帝さえも統制できる計画を立てなくてはいけない。
リアブリックはエレナが買った絵画を査定してもらうため、美術鑑定士を呼びつけた。
彼らの話によると、少し高く仕入れた感はあるけれど今後仕入値以上の値上がりが見込めると。そして、ベロニカ公女は人並み以上に優れた芸術をみる目を持っていると言うのだった。
それを聞いたリアブリックは、本当に才能があればベロニカ公女の評判も上がるし、今回のがまぐれだとしても芸術品売買を禁止してしまえばいい。
学術院でのエレナの報告書を見つめると、彼女は不気味に笑った。忘れないで、あなたは私の手のひらにいるということをね。
エレナのいれるお茶
ルシアに変装したエレナは画室を訪れた。
この時間に講義は入っていないと聞いていたが、ラファエルの姿はない。特に急いでいたわけでもなかったエレナは、ここでゆっくり待っていることにする。
部屋にあったやかんに気づくと、久しぶりにお茶でも飲もうとお湯をわかすエレナ。
ガチャ。
ドアが開きラファエルが戻って来たかと思いきや、そこにはシアンの姿があった。
彼がよくここに来るんだねと言うと、ラファエルに絵を習っていると返答するエレナ。
そして、ここにセシリアが来ていないことを伝えると、シアンはセシリアではなく君に会いに来たんだと言う。
驚いたエレナはその理由を聞くと、シアンは少し悩み、今日は君がいれてくれる紅茶を飲みたくて来たということにしようと言った。
ちょうどお湯が沸き、彼に紅茶をいれることとなった。
皮肉なことだが、前の人生で皇妃だったエレナはお茶が好きだったシアンのためにお茶を習っていた。社交界では絶賛されたが、シアンには見向きもされなかった。今、こんな他人になってから、彼にお茶をいれる機会があるなんて。
エレナがいれた紅茶を飲んだシアンはハッとした。今まで皇室でも飲んだことがないくらい深い味わいであると言う。
もう一杯くれないかな。今度は君と一緒にお茶を飲めるといいのだけれど。
シアンはそう言うのだった。
【50話】感想
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