ピッコマで公開されている「影の皇妃」のネタバレと感想になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第26話 | 第27話 | 第28話 |
「影の皇妃」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【27話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
エレナの向かう先
レンはすくっと立ち上がると、不思議と気分は悪くないと言い、エレナにまた会おうと言い残して会場を後にした。
エレナは彼の出て行った扉を見つめながら、つかみどころのないやつだと思った。
もう行ってしまったんだからひとまず気にしなくていいよね、今はこうしている場合じゃない。
そう思うと、エレナはあるところに向かう。
置いて行かれたリアブリックが追いかけようとするも、他の貴族たちの会話に捕まって抜け出すことが出来ない。
さきほどのエレナの姿を見て、貴族たちは次々に褒めたたえた。
美しい上にダンスまでお上手、将来の社交界をリードするのは公女様しかいないでしょうと。
エレナは貴族たちの称賛の声を聞くと、こう考えていた。
一時はこんなお世辞を楽しんでいた。みんな虚像だということをもっと早く気付くべきであった。残念ながら今回は彼らの猫かぶりに付き合っている時間はない。
貴族の見本で、礼儀作法を重視し、社交界の象徴、エレナが向かった先はマダム・ド・プランローズの元であった。
社交界の象徴
エレナは彼女の前で挨拶をすると、プランローズもにこやかに挨拶を返した。
エレナは彼女の優雅さを褒めたたえ、彼女もエレナを気品溢れるお嬢様であると絶賛した。
2人の会話は和やかに進んでいた。
その時、エレナは何かに気が付いたのか、少しじっとしていてくださいと言うと、彼女にハンカチを差し出した。
そして彼女の耳元で、マダムは夫を差し置いて馬夫とお戯れになっていますよねと、そっとささやいた。
プランローズの表情は一気に曇っていくのであった。
ある物語
プランローズと夫であるロンド伯爵の物語は、国民で知らない者はいないほどロマンチックで有名であった。
戦場で死んだという夫の知らせを受けたプランローズは、再婚せず亡き夫を一生追慕することを誓った。
しかし数年後、死んだとされていた夫は奇跡的に彼女の元に戻って来た。再び夫婦として暮らす2人。
誰もが彼女を褒めたたえ、皇室は彼女にマダムという称号まで与えるのだった。
そんなプランローズに人知れず会っていた男がいるなんて、誰が予想できただろうか。
そしてこのスキャンダルは3年後に、ある侍女によって知られるようになる。
エレナはその侍女を貰わなければならないと思っているのだった。
約束
震えるプランローズに、エレナは話しかけた。
どうしてそんなに驚くのですか?もしかして永遠に秘密にできるとでも思っていましたか?
近いうちに大公家に立ち寄ってください、その時にお話しをしましょう。
プランローズはそれを承諾した。
エレナは次に会える時が待ち遠しいと言うと、次回の約束の証であるとハンカチを彼女に手渡した。
話が終わったところに、リアブリックが現れた。
さっきは大丈夫でしたか?と心配するリアブリックに、大丈夫だと答えるエレナ。
言葉にできないほどうっとりとした夜ですねと言うのだった。
【27話】感想
笑っていたレンは何を思ったのでしょうか、心情が気になります。
社交界で着々と自分の計画を進めている様子のエレナですが、一体プランローズを脅して何をしようという作戦なのでしょうか。
彼女の策がどう進んでいくのか楽しみです。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第26話 | 第27話 | 第28話 |