ピッコマで公開されている「意地悪な姑をやめたら、みんな私に執着します」の感想と考察になります。
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「意地悪な姑をやめたら、みんな私に執着します」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【83話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
皇后からの招待
アンリーチェのもとには皇后からの手紙が届くことに。息子レノルドの愚行の謝罪も兼ねてティータイムに招待したいのだと。
レノルドが捕まったこのタイミングで皇后が何か仕掛けてくることもないだろうからとアンリーチェは招待に応じることに。
念のためアレクセイも皇居にいる時間に合わせてティータイムの約束を取り付けたみたいですね。確かに何かあってもアレクセイが近くにいるなら心強いでしょう。
ただ当日アンリーチェが皇居へ出発しようとしたところ、良くないことが起こりそうだから行かないで欲しいとリリアナが引き留めようとしてくるという。
やはり何か不吉な予感がしますね…。前回も不吉なことを匂わせる描写がありましたし、リリアナは何か勘が働いているのかもしれませんね。
とはいえ皇后との約束をドタキャンするわけにもいかず、アンリーチェは予定通り皇居へと向かっていました。とにかく何事もないことを祈りたいところです。
秘密を明かす皇后
早速ティータイムが始まり、特に謝罪することもなく皇后はいきなり衝撃的な秘密を明かしてくることに。
ルイス・エバレット伯爵を殺したのはレノルドではなく自分だと。突然の話にアンリーチェも困惑している様子。突然自分の罪を暴露してきたわけですからね…。
それから皇后は自身の野望を話し始めました。彼女が息子レノルドを皇帝に押し上げようとしていたのは周知の事実ですが、聖君ではなく暴君にさせたかったらしく。皇帝が暴君で民心を失えば、自分のほうにも権力が分配されるからと。
なるほど…。息子を悪者にすることで自分が民心を得て名声をあげようとしたわけですね。彼女にとっては息子もただの道具でしかなかったということでしょう。
ただレノルドを正しい方向に導こうとしたのがルイスであり、息子が良い皇帝になっては困るからと皇后はルイスを殺したみたいです。
やっていることが滅茶苦茶ですね…。レノルドよりも誰よりも皇后が想像以上に真の悪でした。
失うものはない?
ルイスを殺したという事実を打ち明けてきたということは、皇后は自分を殺そうとしているのだろうとアンリーチェは察したよう。
確かにそうでもない限り、隠し通さなければいけない罪を自ら明かすはずがないですからね…。
ここで私を殺したらあなたは全てを失うでしょうとアンリーチェが牽制するも、なぜか不気味に笑う皇后。どうやらレノルドの皇帝への道が閉ざされた時点で彼女の野望も潰え、もう怒りを発散するしかやることがないとか。
そう言うと皇后は自分の手元にあるティーカップのコーヒーをアンリーチェの顔にかけてくるという。それには触れるだけで死ぬという猛毒が入っており、アンリーチェはそのまま倒れてしまいました。
とんでもないことをしてきましたね…。こんな大胆な犯行に及ぶくらいですから隠蔽するつもりもないのでしょう。当然罪に問われるでしょうが、もう失うものもない皇后には関係ないのかもしれません。
触れるだけで死ぬという猛毒のコーヒーをまともにかかってしまったわけですが、果たしてアンリーチェはどうなってしまうのですかね…。続きが気になるところです。
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