ピッコマで公開されている「意地悪な姑をやめたら、みんな私に執着します」の感想と考察になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」や「みんなの感想・レビュー」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第66話 | 第67話 | 第68話 |
「意地悪な姑をやめたら、みんな私に執着します」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【67話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
頭脳明晰なフリーデリック
新年舞踏会の途中で休憩室で休んでいるアレクセイとアンリーチェは、皇帝から頼まれた首都での馬車事業について話していました。
アンリーチェには懸念点があるらしく、そもそも馬車事業は福祉的な意味で始めたものであり利益を出すのは難しいと。首都で同じように運営すると赤字の可能性もあり、女性が事業をしているからだと貴族たちから言いがかりをつけられかねないというのです。
女性というだけで批判されるなんて理不尽過ぎますよね…。
そんな会話の途中に休憩室に第2皇子フリーデリックがやってきて、ぜひ意見を出したいのだとか。会話に入ってくる際にも控え目な感じであり、図々しい兄レノルドとは真逆の印象です。
そしてフリーデリックは馬車事業に興味があるようで、高級化してはどうかと提案。おそらく平民向けには現在の福祉的なサービスで、お金を持っている貴族向けのサービスも展開しようという感じなのでしょう。
どうやらフリーデリックはアカデミーでも優秀でそこら辺の収益化構造についても知識が深く、彼のアドバイスにアンリーチェもかなり食いついているよう。
もしかしたら彼の存在はアンリーチェの事業にとって大きな助けになるかもしれませんね。
アレクセイが嫉妬
アンリーチェがフリーデリックと馬車事業について深く話し込んでいると、皇室のパーティーだから皇子殿下は早く席に戻ったほうがよいのではとアレクセイが話に割って入りました。
どうやら彼は他の男がアンリーチェと親しそうに話していることに嫉妬してしまったみたいです。
せっかく有益な話を聞いていた最中なのにとアンリーチェもがっかりしたようで。そこら辺はアレクセイに察して邪魔しないで欲しかったものですが。苦笑
ちなみにアレクセイは皇室の後継者争いに関して中立を保っているという話が以前ありましたが、彼はフリーデリックを優秀で善良な人だと評価しつつ、君主には向いていないと考えているよう。
というのもフリーデリックは紛争を好まずにアカデミーに隠れているらしく、そのような点においてアレクセイは第2皇子支持派にはなれないと考えているみたいです。
なるほど…。かと言ってレノルドが皇帝の座につくのは最悪なので、フリーデリックがその座に相応しい人間に成長して欲しいですけどね。そしてアレクセイがフリーデリックを認めるようになる展開に期待したいです。
兄による脅迫
フリーデリックは休憩室から会場へ戻る途中に兄レノルドと遭遇。やはりフリーデリックは兄に対して少し怯えている感じがしますね。
ヴァロワ公爵夫人と馬車事業について少し話してきたところであると伝えると、レノルドはそれが面白くなさそうな様子。
そしてヴァロワ公爵家とはあまり親しくするなとレノルドは威圧的に詰め寄り、フリーデリックは怯えながらその言葉に従っていました。
確かにこの感じを見るとフリーデリックはとても君主には向いていなさそうですね…。それにそもそも彼に皇位争いをする意思も感じられませんし、そんなこと望んでもいないのかも?
ただもちろん兄に怯えながら生きることも望んでいないと思うので、まずは歯向かう勇気をつけて欲しいものです。
問題が発生
それから数日が経ち、アンリーチェは市場調査を進めて馬車事業の首都進出に関する計画を考えているよう。
そんな中で彼女にはある報告が。何と偽造貨幣が発見されたのだと。
思わぬ問題が発生しましたね…。当然アレクセイのほうにも報告が届いているでしょうが、アンリーチェがどのように対処するのか注目です。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第66話 | 第67話 | 第68話 |