ピッコマで公開されている「意地悪な姑をやめたら、みんな私に執着します」の感想と考察になります。
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「意地悪な姑をやめたら、みんな私に執着します」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【54話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
緊張の再会
早速アレクセイたちは彼の実家であるヴァロワ公爵領へとやってきました。
到着してすぐにアレクセイの母ヴァロワ前公爵夫人に挨拶するわけですが、おそらくエリオットは毎年顔を合わせていて、アンリーチェは結婚式以来、そしてリリアナは初対面となるのでしょう。
憑依前のアンリーチェは公爵領への訪問を拒否して無礼な態度をとっていたということもあり、今の彼女は義母との再会に怯えているよう。
そしていざ対面のとき、アンリーチェが礼儀正しく振る舞うと前公爵夫人は驚いているよう。
何か企みがあってここに来たのではと疑っていたようなので、素直に礼儀正しく挨拶されたのが予想外だったみたいです。
アンリーチェはここから憑依前の彼女の愚行を忘れさせるくらい評価を上げていきたいですね。
すぐに見直してくれた?
それから夕食の席。アンリーチェは自分の食事にあまり手を付けることもなく、ずっとエリオットとリリアナのお世話をしているよう。
好き嫌いの多い子供たちにちゃんと食べさせるのは大変ですからね…。
その様子をまじまじと見ている前公爵夫人は、アンリーチェもちゃんと母親になったのだなと感心している様子。
案外あっさりと見直してくれたみたいですね。猫を被っているだけなのではと疑われる日々がしばらく続くのではと思っていましたが。
頭ごなしにアンリーチェを否定したりすることもなく、態度をあらためた彼女のことをちゃんと評価してくれて、前公爵夫人は器の大きい人なのかもしれませんね。
厄介な相手
早くも前公爵夫人はアンリーチェのことを見直してくれたわけですが、一方で頑なに彼女のことを受け入れようとしない人物が。
それは執事長のグレゴール。彼はアンリーチェらが到着したときにも彼女のことを睨みつけてきました。
というのもグレゴールはタウンハウスで働いていたメグの父親なのだと。彼女は以前悪事を働いて第19話で邸宅を追い出された家政婦長ですね。
メグを解雇に追いやったのがアンリーチェであり、そのためグレゴールは彼女のことを激しく恨んでいるみたいです。
なるほど~。メグ追放の件は明らかにメグの責任ですからね。彼女がまだ幼いリリアナに濡れ衣を着せようとしたわけですから、解雇は当然の処遇でしょう。
そのことで恨んでくるとは中々面倒ですね…。グレゴールは娘の愚行については知らないのでしょうか?
そしてそんな彼はアンリーチェが何か悪い事でも企んでいるのではと前公爵夫人に助言。前公爵夫人もその可能性はまだ完全には否定できないと思っているようです。
う~ん、アンリーチェにとってはグレゴールが厄介な存在になりそうですね。
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