ピッコマで公開されている「本物の娘が帰ってきた」の感想と考察になります。
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「本物の娘が帰ってきた」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【85話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
シエナが応援?
酔った勢いで正直な気持ちをヘルガに伝えたシオンですが、翌朝になり彼は昨晩の出来事を覚えていないよう。だいぶ酔っ払っていましたからね~。
そんなシオンに対して、頑張ってくださいとシエナは少し控え目な様子ながら声をかけていました。
わりとシオンには当たりが強い印象でしたが、実は密かに応援してくれていたんですね。ちょっと意外でした。笑
勢力図の動き
ディリートと2人きりでティータイムを過ごしているヘルガ。そこでディリートから貴族の勢力図の動きについて教えてもらうことに。
ヘルガは長い間首都を離れていましたから、そこら辺の事情については知らないことも多いのでしょう。
帝国には長い間2つの勢力が存在し、それは皇帝と国益のために忠誠を捧げる皇帝派と、貴族の私益を追及する貴族派なのだと。
そして最近皇帝の死が近づいているという噂により貴族派が活発になっており、ロミエット伯爵家の令嬢ダリアを皇太子ロハンの後援に押し込もうという動きがあるのだとか。
ダリアは以前第69話でも貴族派が皇太子妃候補として推す人物として登場しましたね。そこで彼女はロハンにアプローチしたものの拒絶されていました。
そのうちヘルガに噛みついてくるのではと思っていましたが、その時が近づいているのかもしれませんね。ダリアには気をつけたいところです。
誕生日パーティーへの招待
それからディリートは彼女の兄ノアの誕生日パーティーへの招待状をヘルガに渡してきました。
ノアは初めて出てくる名前ですね。カドリアン公爵家の次男なのだとか。
会話の感じからするとディリートはノアのことを慕っていて、ヘルガもまた彼と親交がありそうな感じはします。他でもないノアの誕生日なら当然行かなければと発言していたので。
昔から仲良くしているディリートの兄ですから、幼い頃にお世話になっていたなんてこともあるかもしれませんね。
ノアがどんな人物なのか登場するのが楽しみです。
何かを企むダリア
ノアの誕生日パーティーへの招待状はダリアのもとにも届いていました。
ディリートにとってはダリアは敵対する相手になりますが、家門間の関係もあるので招待せざるを得ないのでしょう。
その招待状を手に持ってダリアは不気味な笑みを浮かべているよう。ヘルガは必ずここに現れるだろうと。そしてヘルガのそばにはきっとロハンも一緒にいるだろうとも。
何か企んでいるのは間違いなさそうですね。厄介です。
またそこにキンダーランド伯爵家が首都へ進出してきたという報告が。その知らせを聞いたダリアは、世間知らずの後継者パニアンもいるはずだと何かを思いついて不気味に笑っているよう。
キンダーランド伯爵家はヘルガがシラリアンにいたところに関わりがあった家門ですね。
そして確かにパニアンが世間知らずなのは間違いないでしょう…。シラリアンにいた頃ヘルガも煩わしそうにしていたので。
もしかしたらダリアはパニアンを利用しようとでも考えているのでしょうか?彼女の企みが気になるところです。
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