ピッコマで公開されている「本物の娘が帰ってきた」の感想と考察になります。
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「本物の娘が帰ってきた」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【75話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
新たな侍女
ヘルガのもとにはロハンの命令で3人の皇室侍女がやってきました。これからヘルガに仕えてくれるのだとか。
現在彼女が住んでいる建物は全然広くないようですが、そんなところに侍女3人は持て余すみたいですね。笑
ヘルガも悪い気はしていないようで、ロハンの命令ですから皆誠心誠意尽くしてくれることでしょう。
セイジン公爵家の主人に?
ソレミオのパーティー当日、ヘルガはその日シオンにとっても重要な日になるだろうと考えていました。
というのもソレミオが有名になるほどセイジン公爵が再びシオンに接触を試みるだろうと予想しているようで。実際に第64話あたりでも後援者になりたいと積極的にアプローチしてきていましたね。
セイジン公爵家の威信は少しずつ傾いてきており、復権のためにはシオンが鍵となってくるよう。
ちなみにヘルガは上手くいけばシオンがセイジン公爵家の次期当主になるだろうと思っているみたいです。
彼女はそれを望んでいるのですかね…?シオン本人は嫌がる気がしますが…。それぞれの意向が気になるところです。
自分の力で成し遂げたい
いよいよソレミオのパーティーの時間が近づいてきて、ロハンはヘルガを馬車で迎えに来てくれることに。
馬車の中では2人きり良い雰囲気ですが、ヘルガは迷っていることがあるよう。このままロハンと共にする未来を想像してもいいのだろうかと。
まず彼女は自分が私生児ということで血筋の部分は気にしているみたいです。確かにロハンは気にしなくても周囲から反対される可能性はありそうですね。
そして問題はそれだけではなく、彼女は自分自身の力のみで爵位を手に入れたいよう。そうしてこそユトリート公爵家を踏みにじることができるからと。
あくまでも彼女の目的はユトリート公爵家への復讐ですからね。
皇后が新たな爵位を受けるなんてことは帝国の歴史上で事例がなく、それに権力を手に入れるにしてもロハンのおかげで得られる権威では彼女にとって意味がないのでしょう。
そういうわけでヘルガはロハンと共にする未来の可能性を排除しているようでした。
せっかく長い間待って再会できたのに、彼女のそんな意向をロハンが知ったら悲しみそうですね…。2人の微妙な関係は今後も続いていきそうです。
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