LINEマンガで公開されている「ハーレムの男たち」のネタバレと感想になります。
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「ハーレムの男たち」の漫画は「LINEマンガ」で公開されています。
【15話】ネタバレ
最悪な初対面(クライン目線)
ラナムンと初めて会った時のことを思い出して、苛立ちを隠せないクライン。
彼のことをイタチ野郎呼ばわりすると、あんな奴と一緒に暮らすなんて!とベッドの上で暴れた。
ラナムンから無知な外国人やら国を潰す人相やら、散々罵倒されていたのだった。
カリセン帝国から連れて来た侍従は、しかし殿下はよく耐えていたじゃないですかとほほ笑んだ。ちょっと前だったら手が出ていただろうに、とても立派になられましたねと褒めるのだった。
少しは落ち着いたクラインだったが、俺が皇配になったら身の皮を剥いで追い出してやると思うのだった。
郵便物管理室
サーナットは消えた手紙の真相を探るため、メロシー領主館の地下郵便物管理室を訪れていた。
515年中旬から末にかけてラトラシルに届いた手紙について聞くと、管理人は伝達した手紙が321通、検閲で没収された125通あったと返答した。
正式に作成されてないものや印章が押されていないものは検閲で引っかかり、それらの手紙の内容は全てトゥーラ皇子の支持者が送って来た誹謗中傷だという。
そして当時検閲したのは、今ここにいる自分であると。
サーナットは関係書類の1つを手に取ると、検閲された手紙すべてと差出人推定リストや関係書類、すでに伝達された手紙もすべて部屋に持ってくるように指示をするのだった。
サーナットの想い
サーナットがさきほどの書類を持って歩いていると、父親のメロシー領主に出くわした。
そして、メロシー領主はいいにくそうに口を開いた。
サーナットが以前からラトラシルを慕っていたということ。これから側室が決まり入内することになるが、騎士団長であるサーナットはそれをそばで見守らないといけない。それは本当に平気なのかと。
サーナットは切なそうな顔をすると、愛にはいくつもの形があると言う。陛下に喜びを与えられない代わりに、安定を与える男でありたいと思っている。側室が後宮にこもって彼女の帰りを待つ間、私はあの方をそばでお守りすることが出来るのだと。
それが私の愛の形なのだと言うと、メロシー領主はあまり辛い思いをしないことを願うばかりだと返答するのであった。
5人の候補者
サーナットは宮殿に戻ると、ラトラシルの元に報告をしに来た。
彼の帰りを待ちわびていたラトラシルは彼の元にかけよると、例の件はどうなりました?任務にあたって大変なことは?と尋ねた。
彼が陛下に会いたくて少し辛かったですと言うと、ラトラシルはフフっと笑った。
そして、彼に側室候補が決まったから書類を見て欲しいと言う。
候補者は、アトラクシー侯爵の長男ラナムン、ロルド宰相の次男ゲスター、アンジェス商団の後継者タッシール、傭兵王のカルレイン。
うまく選べてますか?と聞くと、多様性という点では良く選別できてるが、印象は皆悪いですねと答えるサーナット。
ヒュアツィンテは今ごろ屈辱を味わっているでしょうか?とラトラシルが尋ねると、はらわたが煮えくり返っていることでしょうと返答するサーナット。
「陛下!」
そこに1人の侍従が慌てた様子で報告をしに来た。
トゥーラの母親のアナッチャが何日も食事を拒否し、ラトラシルと会いたいと要求しているのだと。
【15話】感想
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