ピッコマで公開されている「花は舞い風は歌う」のネタバレと感想になります。
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「花は舞い風は歌う」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【61話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
どちらを選ぶか
私だって知りたいことがたくさんあります!
そのように主張するエルセラだが、フィサリーデ侯爵と縁を切ることは出来るのか?とハルゼンは聞き返してくる。
いつも私のことを好きだと言ってくれるがどのくらい好きなのかと。
ハルゼンのために家門を捨てることが出来るのか問われているのだ。
フィサリーデ家とベルンハルト家が対立した時どちらの味方をするのか、その質問にエルセラは答えることが出来ず、そのまま話を終えるのだった。
夜、エルセラはベッドの中で一人考え込んでいた。
自分なりに全てのことを諦めて生きてきたはずなのに、ハルゼンは一体何を望んでいるのだろうか。
ハルゼンのために出身家を捨てることも出来ないが、出身家のためにハルゼンやビセンテを捨てることもできない。
それなら私どうすればいいの…と答えのでない疑問に悩まされるのだった。
オリビアとのティータイム
次の日、エルセラとビセンテはオリビアとティータイムを過ごしていた。
ザルデア令嬢の姿が見えないですねと言うオリビア。
アドラならダートナー家を訪ねていますとエルセラは答える。ダートナー家の次男と縁談が行き交う仲なのだ。
するとオリビアは、アドラのことを馬鹿にしたような発言をする。ザルデア令嬢は運がいいですねと。
彼女の身分にダートナーは勿体ないと言わんばかりだ。
さすがにエルセラはそのことを指摘すると、オリビアもばつが悪そうに口を閉ざす。
それからティータイムを終え、帰ろうとするオリビアをビセンテが見送る。
相変わらず素っ気ない雰囲気のビセンテに対し、オリビアは不満を感じている様子である。
そしてオリビアは、他に愛する人がいようが結婚後に愛人を作ろうが構いませんよと言ってきた。
ただ私は公爵夫人の座が欲しいのだと。そして後継者も私の子供でなければならないとも。この2つを守ってくれるならビセンテが何をしようと構わないという。
それからオリビアは自分の母を恨まないで欲しいと要求して来た。苦労して今の地位まで来た自分の母は、フィサリーデ家に生まれて何不自由なく生きてきたエルセラとは違うと言いたいようだ。
しかしビセンテは、恵まれているように見える母がいかに辛い思いをしてきたかを最近痛感したばかり。
オリビアの言葉に対して、公女が見えているものが全てではありませんよとビセンテは一言だけ反論するのだった。
苛立つアドラ
馬車に乗ってベルンハルト邸へ帰る途中のアドラは苛立っていた。
ダートナー家を訪れて縁談を交わしているキャロン・ダートナーと会って来たわけだが、なんと彼には恋人がいたようである。
結婚したら今いる相手は全員別れてアドラと暮らすよと言われたらしいが、酷い男だ。
彼のことを好きなわけではなかったが、なぜだか腹が立つ。
私の心が狭いだけなのかなと彼女は感じるのだった。
それからアドラが邸宅に到着すると、たまたまオリビアが帰るところだった。
お互い挨拶だけかわし、そのままオリビアは帰っていく。
そしてビセンテはアドラと少し話がしたいようで、2人で庭を散歩するのだった。
愛とは
ビセンテとアドラは、最近エルセラのことで喧嘩をしたばかり。ベルンハルト公爵夫人なのにエルセラには自由がないということでアドラが怒ったのだ。
その後ビセンテはメイドにも聞いてみて、いかに母が不自由な思いをしていたかを痛感した。
そのことを受けたビセンテはアドラに対し、あなたが結婚したくない理由もそれと同じですかと聞く。
アドラはそれと似ていると答えたが、これまでは肩身が狭くなるのはその力の弱い家門のせいだと思っていたという。身分の高い家門なら違うのだろうと。
しかしエルセラの侍女になり、不自由そうな彼女のことを近くで見て考えが少し変わったとも。
それからビセンテは、愛は大したことないものだと思うと言い出す。相手のために必要のないことまでしてあげることだと。
アドラもまた彼女の考えを述べる。全ての愛が正しいわけではないですと。
その言葉を聞いたビセンテは、何か感じたのか少し微笑むのだった。
【61話】感想
相変わらずオリビアは不満そうにしていますね。ビセンテが素っ気ない態度の為蔑ろにされていると思っているのかもしれません。
将来的にビセンテと良い夫婦になれるとはとても思えませんが、どうなってしまうのでしょうか…。
また後半はビセンテとアドラが愛について語る展開に。結局ビセンテは何が聞きたくてアドラを散歩に誘ったのでしょうか。会話の内容がフワッとしていたので…。
そしてビセンテは何か感じたように微笑んでましたが、どういう意味なのかいまいち読めませんでした…。彼の心情が気になるところです。
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