ピッコマで公開されている「花は舞い風は歌う」のネタバレと感想になります。
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「花は舞い風は歌う」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【47話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
ラセリオンの初恋
2人でいるビセンテとラセリオンの元に、ダンスを終えたカルオンとエルセラがやって来た。
久しぶりに会ったエルセラとラセリオンはお互いに挨拶を交わす。一方のビセンテは不機嫌そうな表情をしており、どうしたのだろうかとエルセラは少し戸惑った。
それから、ヘリート嬢と挨拶をしてきたいとラセリオンが言うと、カルオンは一瞬意味深な表情を浮かべながらも、行ってきなさいと言って送り出す。
そんな親子の会話を横で見ていたエルセラは何か思う所があるようだ。
ラセリオンはヘリート嬢のことを好きなのかな?と思うと同時に、今はラセリオンに好きにさせておくんだねと思ってカルオンのほうを見る。
ラセリオンの将来の妻はヘリート嬢ではなく、カセイン嬢であることをエルセラは知っている。当然カルオンもそのつもりだろうが、ラセリオンは今14歳であり、この年齢の初恋を大人になって引きずることはないと判断しているようである。
貴族令息が望む女性と結婚することはない。それはビセンテも同じである。
エルセラはそのように思うのだった。
カルオンと別れた後
カルオンと別れると、再びエルセラとビセンテは2人きりに。
相変わらずビセンテはどこか不機嫌そうである。
一方会場を後にしたカルオンは、”私はハルゼンが好きです”というエルセラの言葉を思い出していた。
そして会場のほうを振り返り、こう呟く。
僕の運が悪いのか、それとも彼の運が良いのか…
カルオンはそう言いながら意味深な表情を浮かべるのだった。
王宮にいるハルゼン
ハルゼンは王宮で国王相手にチェスをしていた。
グラニアの国王はケナアンズ・カエサル・カザライネル。
今は亡きエシャヒルドが王妃であったため、国王はエルセラの義理の兄にあたる。
ハルゼンは忖度してわざとチェスに負けたが、国王もそれをお見通しの様子だ。
それから2人はいくつか会話を交わす。
カルテン公爵家との婚約を義妹が承諾したのかなと言い意地悪そうに笑う国王に対し、彼女はベルンハルトなのでとハルゼンは答えた。
エルセラの出身家であるフィサリーデはカルテンと敵対する関係だが、今はベルンハルトの人間なのでカルテンとの婚約に問題はないという主張である。
それから国王は、エルセラを王子アレクシスの乳母に置かないかと提案する。
アレクシスの母エシャヒルドは亡くなっているため、今は平民出身である宮殿の女中に彼の世話を任せているのだと。
王子の乳母が平民出身とのことで宮内では反対の声が挙がっている状況で、エシャヒルドの妹でもあるエルセラこそが適任だというのだ。
そんな国王の提案を、ハルゼンは一言でハッキリと断った。
検討の余地もないという感じで断るハルゼンに、さすがの国王も面食らっている様子である。
必要であれば他の者を用意するということ、そして何よりエルセラはまだ病気から回復中であるということ。そのような事情を説明し、ハルゼンは提案を断るのだった。
回復とは何年前の話をしているんだと国王は思い、ハルゼンのことをあまり面白くは思っていなそうだ。
そして話が終わってハルゼンが退室すると、部屋には国王と側近の2人きりに。
国王は不敵な笑みを浮かべながら、弟の勢力が滅びたときベルンハルトの尻尾を掴んだんだって?と側近の男に話しかけるのだった。
【47話】感想
パーティー会場を出た後のカルオンの様子が中々意味深でしたね。一体何を考えているのでしょうか。
一方そのころハルゼンは国王とチェスをしながら色々と会話を交わしていました。
ハルゼンは国王に対しても毅然とした態度で振る舞っていてカッコいいです。
エルセラを王子の乳母に置きたいという国王の提案には、何か企みや裏があったのですかね。今まで国王のことは描かれていなかったので、思惑が気になるところです。
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