ピッコマで公開されている「花は舞い風は歌う」のネタバレと感想になります。
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「花は舞い風は歌う」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【43話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
叔父との遭遇
パーティー会場でビセンテと険悪なムードになってしまったエルセラは、少し落ち込んだ様子で一人会場の隅のほうにいた。
さっきの不機嫌そうなビセンテの表情を思い出し、エルセラは何か思い詰めているようだ。
そんな彼女に声をかけてくる者が。ご無沙汰だねと言うその男は、叔父のロイドンである。
久しぶりの再会に2人は挨拶し、いくつか会話を交わす。
その中で政治の話にも触れ、ロイドン曰く、カルオンが国王に兵力の増強を提案したのだ言う。とはいえ私兵ではなく王室常備兵に関してである。
その話を聞いて驚くエルセラ。
ロイドンの話によると、地方で発生した失踪事件の対策のためという名目でカルオンが兵力増強を提案したらしい。通常そんな弱い名目では通らないところだが、エルセラが拉致の標的にされかけたという事実があって、兵力増強が認められたと言う。
それは射撃場でエルセラが狙われたときのこと。捕まった犯人に尋問したところ、標的としてエルセラの名前も出てきたのだと。
失踪事件が多発していた件はエルセラも知っているが、自分まで標的にされていたことを彼女はロイドンから聞いて初めて知った。
あの射撃場での出来事はビセンテがエルセラに黙って解決してしまったため、彼女には知る由もなかったのだ。
いずれにせよエルセラは、兄が自分の名前を利用して兵力増強を押し通し、コンラッドとの摩擦に備えようとしているのだと思った。
コンラッドとの戦争を望まないエルセラにとっては、頭の痛い話なのであった。
そして、詳しいことが知りたければ直接聞けばいいと言うロイドン。どうやら今日のパーティーにはカルオンも出席しているらしい。
兄がですか?と驚いた様子のエルセラ。
ふと会場を見渡すと、エルセラは兄の姿がすぐに見つけるのだった。
【43話】感想
この物語は結構政治的な話も出てくるんですよね。中々複雑でややこしい。笑
カルオンが兵力増強の口実に使ったエルセラの件は、彼女がビセンテと射撃場を訪れたときの話ですね。
たしかに彼女は誘拐のターゲットにされ、その時はビセンテがエルセラを先に帰らせて、そして自力で敵のアジトを見つけて解決してしまいました。
結局自分が標的にされていたことをロイドンの話で初めて知ったものの、ビセンテに助けられたことは今でも知りません。その事実を知るときがいずれ来るのでしょうか。
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