ピッコマで公開されている「花は舞い風は歌う」のネタバレと感想になります。
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「花は舞い風は歌う」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【24話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
ビセンテの婚約をめぐる口論
息子を産んでから精神が不安定になっていったエルセラ。彼女は休養を取ってパーティーなどにも参加し、次第に穏やかな表情を取り戻していったが、それは不完全な幸福なのであった。
エルセラの回想から場面は今へ。ビセンテの婚約についてハルゼンと口論しているところである。
彼女はこれまでの自身の経験を思い浮かべながら、ビセンテには私たちのような人生を送ってほしくないと話す。
義務感にとらわれるようなことがなく、愛する人と生きて欲しいのだと。だからオリビア・カルテンとの婚約話に反対しているのだ。
すると、それがお互いに最善なのかとハルゼンは問う。
ハルゼンとの結婚は最善の道。そのようにエルセラはこれまで何度も言ってきており、”最善”とは彼女が繰り返して言ってきた言葉だ。ハルゼンその言葉にうんざりしていた。
そしてその”最善”という言葉を敢えて使って、ハルゼンは反論する。
君が私との結婚を最善の道と考えたように、あの子にとっても家門ための行動が最善だから何も言ってこないのだろうと。もし不満があるなら直接言いに来いと伝えるようにとも。
ハルゼンは明らかに腹を立てているようで、エルセラはハルゼンの手を握ろうとするが、彼はパッと彼女の手を振り払った。
エルセラは涙を流しながら、どうして怒った理由を言ってくれないのだろうと思った。どうして本気で自分と向き合ってくれていないのだと。
結局ビセンテの婚約破棄の説得をすることは出来ず、エルセラは諦めてハルゼンの執務室を後にする。
部屋を出ていくエルセラの後ろ姿を見たとき、ハルゼンは彼女が足を怪我していることに気づき、悲しそうな表情を浮かべるのだった。
父の言葉
エルセラが涙を流しながら執務室を出ていき、部屋に一人となったハルゼン。
彼は昔、先代の公爵である父に言われた言葉を思い出していた。
敵の多い家柄だから、たかが女などに左右されないようにと。
今は亡き父にそう言われた時のことが、ハルゼンの頭に浮かんでくるのだった。
【24話】感想
エルセラの精神が不安になっていったのは、何が決定打なのかはわかりませんでしたが、いろんなことの積み重ねなのかもしれません。
そして息子のビセンテには自分みたいな人生は送ってほしくないとエルセラは思い、カルテン公爵令嬢との結婚に反対しているわけですね。
自分みたいになってほしくないというのはハルゼンに失礼な気もしますが…。笑
今度はハルゼンが過去に父に言われた言葉を思い出しているようです。口論で苛立っていた様子のハルゼンですが、彼の心情は如何に!?こちらも気になりますね。
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