ピッコマで公開されている「ゴミ捨て場の皇女様」のネタバレと感想になります。
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「ゴミ捨て場の皇女様」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【31話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
セリナが連れてきた人物
セリナがエリアスの元に連れてきたある人物。
彼女が連れてきなさいと声をかけると、騎士に拘束されながら部屋に入って来たのはエリアスの弟エルバン・グランデルであった。
セリナが来る途中にたまたま見つけて、捕まえて連れてきたのだと。
新しい娘が増えたらしいねというエルバンの発言からエストレラの話になるが、どうやら彼はアエル族について少し知識があるらしい。
エリアスは情報が少ないアエル族について知りたがっており、知っていることを話すようにエルバンに要求する。
きっとエリアスにとって不愉快な話でもあるだろうからとエルバンは教えるのを渋るが、それでも知りたいと言うエリアスに、エルバンは知っていることを話し始めるのだった。
エルバンの知っていること
エルバン曰く、アエル族は近親だけで子孫を残していく文化であり、お互いのことを監視しながら生きているのだと言う。
常に監視し合いながら行動し、一族からは逃れることは出来ない。
もし裏切りの兆しが見えた場合は、処刑されるのだと。閉鎖的な思想が良くない方向に発展したのだ。
アエル族にはそのような独特な性質があることから、エリアスがアエル族の女とどうやって出会ったのかエルバンは気にする。
しかし死んだら忘れられるのがアエル族の特性であり、当然エリアスにその記憶はない。
またセリナの日記には、情報が漏れることを危惧して重要なことはあまり書いていないものの、アエル族の女を受け入れたことについて何か取引があったという記載があるらしい。
しかしそれについてもエリアスに記憶はなく、頭を抱えるのだった。
アエル族から逃げ出す理由
アエル族の説明を続けるエルバン。
彼らは忘れられたら死ぬ独特な種族だが、逆に言えば忘れられなければ永遠に生き続けられるのである。
だからお互いがお互いを記憶して死なないようにするのだ。
エルバンが実際に見たアエル族で最も年を重ねた者は2270歳、一番長く生きた者は5000歳以上だという。
そしてエルバンはエストレラについて気をつけろとエリアスに忠告する。
アエル族は閉鎖的だが、他の種族に対して排他的であるわけではない。
ただ1つだけ問題があって、アエル族と他種族の間で生まれた子供は異端なのだと。
そしてその異端な子供は裏切り者であり、アエル族においては必ず殺さなければならないらしい。
しかもアエル族はかなり音に敏感であり、その聴覚で同じ種族の者がどこにいるのかを感知できるという。極度に敏感な場合は他人の感情まで聞くことまで出来るのだと。
エリアスが今思い出すと、確かにエストレラはうるさいのが嫌いで、彼女には一番静かな奥の部屋を用意してあげたのだ。
さらに言いづらそうにするエルバンは、エリアスにとって最も衝撃的であろうことを口にする。
アエル族の者が一族から逃げて他種族の子供を産もうとするのは、通常彼らにとっての自殺の方法だと言うのだった。
【31話】感想
情報が少ないアエル族について知りたがっていたエリアスにとっては、エルバンの知識はありがたいのではないでしょうか。
エルバンが最後に口にした、アエル族における自殺の方法。それが本当であればエストレラの母は自殺するためにエリアスと子供を作ったことになります。それはすごく悲しい話ですね。。。
ただそれが真実かはわからないので、これから明かされていくであろう真相を待ちたいです。
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