ピッコマで公開されている「ゴミ捨て場の皇女様」のネタバレと感想になります。
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「ゴミ捨て場の皇女様」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【24話】ネタバレ
カリザンとケヒルの戦い
ケヒルに剣で切ってかかるカリザン。
まともにやったら軽傷じゃ済まないなとケヒルは警戒する。
彼は種をまいて帝国を皇室内から腐らせようという魂胆だったが、選ぶ相手を間違えたようだと感じていた。
剣で戦うカリザンに対して、ケヒルは赤い炎を操って応戦する。
ケヒルはカリザンに対して右肩を気を付けるようにと助言したのが誰だろうかと考えていた。
そして以前皇室内で遭遇したエストレラのことを思い浮かべ、カリザンに対して助言したのは不思議な目を持つお嬢ちゃんかと聞く。
カリザンは質問には答えなかったがわずかに動揺を見せ、図星であることを見抜かれてしまった。
逆にカリザンはケヒルに何者だ?と聞いたが、ケヒルはさぁねとはぐらかした。
幼いユバル…後々面倒なことになりそうなんだよな…まぁでも面白いからいっか!
そう言い残してケヒルは炎に包まれ、姿を消してしまうのだった。
後を追いますかと部下がカリザンに話しかけてくるが、彼は皇女の護衛を徹底するように指示し、自分は陛下にこのことを報告すると言うのだった。
その場を立ち去るとき、カリザンはあんな質問に動揺するとは私もまだまだだな…と反省するのだった。
ルビーの宝石眼の所有者
記録室にてエリアスはオスロに、堕落した魔石に関する記録の収集はどうなった?と問いかける。
エリアスが受けている報告によると、現在堕落した魔石はフィレオン領にあり、住民たちが猛獣化しているらしい。
完全に狂った者もいれば時折正気に戻り苦しむ者もいるという状態なのだ。
その話を受け、オスロは自分が過去の記録を調査した結果を話し始めた。
魔族が滅族する前の記録は多くあるが、封印以降のものは全くないという。
そして一番新しい記録が、ルビーの宝石眼の所有者が訪れた村の話である。
その村の住民たちは全身に突起ができ皮膚が腐っていく症状があったという。
堕落した魔石…つまり魔族の心臓は魔族の性質と似た力で周囲を染めるのだと。おそらくは死んだ魔族がそのような能力を持っていたのだろうというのだ。
そしてルビーの主がその地に足を運ぶと、彼はすぐに毒気の根源を探し当て、ルビーの特性で作られた剣で堕落した魔石を切り刻み、濁っていた空気が浄化されたという。
それから1カ月以内に苦しんでいた軽症者から重傷者まで回復したようだ。
しかしそれ以降ルビーの主は人間を警戒しながら戦場を転々とし始めた。
ルビーの主についてそれ以上の記録は残っておらず、分かったことは宝石眼が堕落した魔石を探し出せるということだけだったのである。
そしてエリアスが、宝石眼なしで堕落した魔石を探し出す方法はないのかとオスロに聞くと、彼女は厄介だというその方法について答えた。
魔石には死んだ魔族の魂が宿っており、その魂を呼び出せば見つけることが出来る。
そのためには、その地で大量に人を殺す必要があると言うのだった。
【24話】感想
記録室で過去の話をし始めると、中々内容が難しくなってくるんですよね。笑
とりあえずルビーの宝石眼の所有者はその事件以降人間を警戒しながら戦場を転々としたとのことで、もしエストレラがフィレオン領に行っていたら、同じような未来が待っていたのかもしれません。
エストレラの将来を考えると胸が痛くなりますね。
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