ピッコマで公開されている「ジャンル、変えさせて頂きます!」の感想と考察になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」や「みんなの感想・レビュー」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第91話 | 第92話 | 第93話 |
「ジャンル、変えさせて頂きます!」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【92話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
シャルロットの本心
王族会議の日から数日が経ち、シャルロット王女は相変わらずルカとの婚約を望んでいるよう。会議中もやけに積極的でしたが、あれから彼女の意向は変わっていないみたいですね。
そんな状況を受けて、ユディットはヴィクトリア王女に頼まれてシャルロット王女と2人きりで話をしてみることに。
ユディットはこの間シャルロット王女と初めて会ったばかりであり、だからこそ本心を聞き出せるのではとヴィクトリア王女は考えたようで。
そしてそこでシャルロット王女の本心が明かされることになりました。彼女がルカとの婚約を望んでいる本当の理由は姉であるジョセフィン王女のためなのだと。
姉は結婚せずに家族と過ごして生きていくことを望んでいるものの、父パトリック国王からは早く結婚するよう勧めれているとか。確かにパトリック国王はジョセフィン王女の夫としてリューディガーを強く望んでいましたね。
そこでシャルロット王女は自分がルカと結婚することで、両親から庇護されている今の自分の座をジョセフィン王女へ譲り、姉が結婚せずに済むようにしてあげたいみたいです。
幼い末っ子の彼女がそれほどまでに姉のことを思って動いていただなんて…。ちょっと驚きですね。
ジョセフィン王女はそんな妹の思いを知っているのでしょうか…?心優しいシャルロット王女が報われて欲しいものです。
彼女が大人っぽい理由
本心を誰かに明かしたのは初めてだと言うシャルロット王女。これまで隠していた気持ちをユディットには不思議と打ち明けてしまったのだと。
家族にもずっと秘密にしていたということで、ユディットだからこそ打ち明けてくれたのであればヴィクトリア王女の狙い通りではありますね。
またシャルロット王女はユディットに親近感を感じているらしく、それは立場が似ているからなのではと思ったみたいです。
ユディットは祖母マーガレットと似ているということで先王から寵愛を受けていますが、実はシャルロット王女も亡き母とそっくりでその姿を重ねられることが多いのだと。
皆が母の影を重ねて優しくしてくれるから、シャルロット王女は大人っぽい姿を見せようと努力しているみたいです。
なるほど~。初登場のときからやたらと大人びていてルカと同じように前世を経験しているのではとも思いましたが、そういうわけではなくただ大人っぽく見えるよう無理して振る舞っていたというわけですね。
ユディットと同じで誰か他の人の影を背負わされて生きているのが気の毒に思えてしまいます。
2人とも自分と似ている誰かのことなど気にせずに自分らしく生きれるようになるといいですね。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第91話 | 第92話 | 第93話 |