ピッコマで公開されている「ジャンル、変えさせて頂きます!」の感想と考察になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」や「みんなの感想・レビュー」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第78話 | 第79話 | 第80話 |
「ジャンル、変えさせて頂きます!」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【79話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
イザベラと面会
ユディットは刑務所を訪れ、罪人として牢屋に入れられているイザベラと面会していました。
用件はというとフランツが彼女を利用してヴィンターバルト公爵家を揺さぶろうとした証拠が欲しいというもの。
しかしイザベラは不愛想なまま、ほとんど知っていることはないと返答。あまりユディットに協力してくれるつもりはなさそうですね…。
刑務所から出してあげることもできるとユディットが提案するも、ここを出たらまたフランツに利用されるかロイテンのように始末されるかだろうということでむしろ刑務所で過ごしたいらしく。
イザベラの話を聞くと彼女がフランツを恐れているというのが伝わってきますね。
子供の話
それからユディットはフランツとイザベラの子であるデイビッド・アンダーソンの話を持ち出しました。
フランツの策略によってヨナスの子だということにされそうになった子ですね。
イザベラは刑務所に入っている間は自分のほうでデイビッドを世話するとフランツから聞かされていたらしいですが、実際にフランツがデイビッドの面倒を見ることはなく。
フランツに捨てられて寒さと飢えで死にそうになっていたところをヴィンターバルトのほうで保護したとか。
その話を聞いたイザベラは激しく動揺し、デイビッドの心配をすると同時にフランツに怒りを感じているようでした。
どうやらイザベラは自分の子をちゃんと大切に思っていたみたいですね。そして子供の面倒を見てくれるというフランツの言葉を信じたのに裏切られたわけです。
フランツにとってもデイビッドは自分の子のはずなのに捨てるとは酷すぎる…。
イザベラの好感度が上がる一方でますますフランツのクズっぷりが際立ってきましたね。
イザベラのお願い
子供の話を聞かされたイザベラは、涙を流しながら自分と子供を守って欲しいと必死にユディットにお願いしてきました。何でもするからと。
大切な子供を守るためなら何を犠牲にしてでも構わないという覚悟が感じられますね。
またイザベラはこれまで犯した罪について、フランツに脅されてどうしようも無かったのだと説明。暴力も振るわれて息子も危険な目に遭わされる状況だったと。
だからといってユディットに対してやろうとしたことは許せるものではないですが、それでもだいぶ印象は変わりますね。
今まではフランツとイザベラが悪役という感じでしたが、本当の悪はフランツであってイザベラは被害者側という見方もできそうです。
果たしてユディットはイザベラのお願いを受け入れるのかどうなのか。続きが気になるところですね。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第78話 | 第79話 | 第80話 |