ピッコマで公開されている「ジャンル、変えさせて頂きます!」の感想と考察になります。
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【75話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
真剣な話
ルカの正体が気になるユディットは覚悟を決めて彼に直接聞いてみることに。
これまで10歳の少年とは思えない大人びた言動が幾度となくあり、第72話では別人が憑依しているのだろうとユディットが確信する場面がありましたね。
ユディットが疑問に思っていることをストレートに聞くと、ルカは顔色一つ変えずに冷静なまま。
特に否定することもなく、まあほとんど認めたと考えてもよさそうですね。ルカとしても誤魔化そうとする素振りはなかったので隠し通すつもりは無いのでしょう。
またユディットは逆にルカから突っ込まれることに。彼もまたある時から突然彼女の態度が変わったことを不審に思っていたみたいです。
確かにルカを疑うユディット目線の話ばかり描かれていましたが、憑依しているユディットもまた以前とは別人ですから、冷静に考えて勘の鋭いルカが疑問に思わないはずがないですよね…。
ただユディットが動揺して黙り込むとルカはそれ以上追及してくることはなく。
いっそのことお互いに真実を打ち明け合ってもいいのではと思ってしまいますけどね。
まだその時ではない?
ルカは自身の正体について明かすことはありませんでしたが、彼曰くまだその時ではないのだと。全部終わったら教えてくれるみたいです。
全部終わったらってどういうことなんですかね…。彼の言う”その時”とは何なのか気になるところ。
パッと思いつくのはやはり復讐でしょうか?前世で何か事件があって、過去に遡ってきたルカが憎むべき相手に復讐しようとしているとか。
そうであれば体だけ子供で精神年齢が大人であることについても説明がつきそうです。真相が気になるところですね。
リューディガーへの感情
ルカはリューディガーのことを気にするなとユディットに警告していました。それが自分のためだと。
どうやらルカはリューディガーと深い仲になるとユディットが傷つくと考えているみたいです。彼女のためを思ってのアドバイスなわけですね。
ただルカは単純にリューディガーが嫌いというわけではないようで。むしろ嫌いなわけじゃないとはっきり否定しながら、意味深に涙を浮かべていました。
ルカが泣くだなんて珍しい…。作中で初なのでは?私が忘れていなければですが。
それにしてもルカの涙の意味が気になるところですね。好き嫌いなんて単純なものではなく、ルカはリューディガーに対して複雑な感情を抱いているのでしょう。
もし一度人生を経験してから過去に戻ってきたというパターンであれば、前世でリューディガーと何かあったのは間違いなさそうです。
ルカが何を見てどんな経験をしてきたのかますます気になりますね。
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