ピッコマで公開されている「ジャンル、変えさせて頂きます!」の感想と考察になります。
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【118話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ソフィアの心情
ヨナスの血筋について真実を知りながらも知らないふりをしていたのはマクシミリアンへのささやかな復讐だと語るソフィア。
もしマクシミリアンがヴァネッサ王女との取引について正直に打ち明けたなら、彼女のほうも同じように知っていることを話すつもりだったみたいですね。
ただ最後までマクシミリアンは隠し通す意向であり、それならばとソフィアもずっと秘密にしているとか。
ちなみにヨナスから見下されていたことや、マクシミリアンがヨナスを殺したことなど、そこら辺の事実まではやはり知らなそうですね。これについては知らないままのほうが平和でいられるかもしれません…。
そんな秘密をお互いに抱えている夫婦ですが、ソフィアは別にマクシミリアンが嫌なわけではないようで。何だかんだ可愛いところもあると考えているよう。
ソフィアが離婚を考えていたりとか暗くなるような展開も前回ラストシーンの時点では想像していましたがそんなことは無く。それなりに幸せで良い夫婦ではあるのかもしれませんね。
ヴァネッサ王女の遺品
それからソフィアは受け取って欲しいものがあるということで、綺麗な宝石が輝く高価そうなネックレスをユディットに渡してきました。
なんとそれはヴァネッサ王女の遺品であり、彼女が結婚式で身につけたものなのだとか。それもユディットに譲りたいというのはヴァネッサ王女の意向なのだと。
というのもヴァネッサ王女はソフィアにあるお願いをしていたらしく。自分はその瞳の色のせいで息が詰まるような人生を歩むことになり、同じ色の瞳の女性が現れたらまた自分と同じように苦しい思いをすることになるだろうから、その子には優しくしてあげて欲しいと。
確かにヴァネッサ王女が苦しんだのはマーガレット王女と同じ瞳の色だからという理由で先王に執着されたからでしたね。そして彼女の考えていた通り、先王は今度はユディットに執着していると。
先王はあくまでもマーガレット王女の代わりを探しているだけであり、執着が次の人へ移ることをヴァネッサ王女は分かっていたのでしょう。
自分も辛いのに後の人のことまで考えてくれるなんて、ヴァネッサ王女は心優しい人だったのですね。
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