ピッコマで公開されている「ジャンル、変えさせて頂きます!」の感想と考察になります。
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【116話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ついに先王が認めた
ユディットは先王のもとを訪れていました。先王もまたフランツが起こした王宮爆破事件のせいで倒れてしまっていたみたいですね。
その事件以降、先王はしばらく安静にして今は無事に回復しているようです。
そんな先王はユディットに対して申し訳なく思っているらしく。彼女を王宮に閉じ込めておいたのは王宮が安全だからだと確信していたためであり、今回の事件でユディットが危険な目に遭ったのは自分に責任があると感じているよう。
こんな謙虚で弱気な感じの先王を見るのは初めてな気がしますね。まさか責任を感じていたとは。
また先王はユディットがヴィンターバルトの邸宅で過ごしていればこのようなことにはならなかっただろうと思ったうえ、今回彼女を助けたのがリューディガーだということで、何と2人の結婚を認めてくれることに。
先王としてもあらためて考えてみると、愛する人のためなら権力に屈しない根性のあるリューディガーは悪くないと思ったみたいです。
確かにリューディガーはユディットをめぐって先王に真っ向から立ち向かっていましたからね。権力に屈しないというのは間違いないでしょう。
まさかの形で結婚を許可されることになり、ユディットは心から喜んでいるようでした。爆破事件のおかげで結婚が許可されることになるとは、世の中何があるか分かりませんね。笑
バーケンレース伯爵家の後継者
バーケンレース伯爵家はフランツが重罪人となったうえ、彼以外に後継者候補が一人もおらず、家門の没落が既定路線となっているよう。
そんな状況を受けてユディットは何か思いついたようで。フランツの妻になってはどうかとイザベラに提案していました。
フランツはすでに亡くなっているわけですが、この世界ではそこら辺は問題ないのでしょうね。
そしてそれは愛する息子デイビッドが次期バーケンレース伯爵の座を手にするということであり、出来るならそうしたいとイザベラも前向きのよう。とにかく息子が豊かに生きていけることを望んでいるみたいです。
ユディット曰くバーケンレース伯爵家はイザベラとデイビッドを歓迎しくれるはずだと。現状家門には後継者不在で、しかもデイビッドはフランツの実の子であり一族の血を引く唯一の子だからとも。
その話を聞いたイザベラは、涙を流しながらユディットに感謝の気持ちを伝えていました。
最初は悪女として登場したイザベラでしたが、いつからかユディットの味方になってくれた善良な人でしたね。
事件のその後
フランツが起こした王宮爆破事件は、小さな火事が火薬庫にまで広がって起きた不運な事故として公表されることに。
そしてフランツの死も偶然の事故として片付けられ、真相は闇の中へと葬られることになったみたいです。
ヴィンターバルトの傍系一族がこんな大事件を起こしたとなったら王国中に与える影響が大きいですからね。特に一番の被害者であるユディットの強い希望でこのような形になったとか。
騒動も収まって色々と片が付き、リューディガーとユディットの結婚が認められたりイザベラとバーケンレース伯爵家の件だったりと、全てが良い方向へ向かったようで結果オーライですね。
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