ピッコマで公開されている「ジャンル、変えさせて頂きます!」の感想と考察になります。
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【114話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
マクシミリアンが明かす真実
ヨナスを殺したのは自分だと自白したマクシミリアンは、背景に何があったのか真実を教えてくれることに。
まずマクシミリアンは元々ヴィンターバルト公爵家を継ぐ人は誰でもいいと考えていたよう。ヨナスだろうがリューディガーだろうがルカだろうが関係なかったみたいです。
ただヨナスは自分が家主になったら願いの杯を使って国王になるという願いを叶えると言い出したとか。それは王家からしたら反逆行為ですよね…。
彼は王家とヴィンターバルト公爵家の双方の血を引く自分が誰よりも高貴な存在だと信じて疑わず、だからこそ国王になるという野望も抱いたのでしょう。
この話を聞くだけでもヨナスはかなり傲慢そうです。
ただマクシミリアン曰くそれだけではヨナスを殺すことはなかったものの、なんと彼は陰でソフィアを侮辱していたのだと。
というのもソフィアはヨナスの実母ヴァネッサの侍女であり、ヨナスは彼女のことを卑しい侍女だと馬鹿にしていたみたいですね。そして自分が国王になったら母親ヅラする卑しい侍女を真っ先に始末するとも。
そんなことを言うヨナスをマクシミリアンは放ってはおけず。誰よりも愛するソフィアに危害を加えかねない人物ですから、確かに黙って見ているわけにはいかないですね…。
ユディットの反応は
マクシミリアンの話を聞いたユディットは驚きつつも納得している部分もあるようで。
ヨナスが虚栄心の塊のような人物で愚か者であることは知っていたものの、話を聞けば聞くほど酷い奴だと感じたみたいです。
女遊びが激しいことや、トラブルを起こすたびにリューディガーを代理に立てて決闘で解決してきたという無責任すぎるエピソードも以前紹介されたことがありますが、今回明かされた話も相当酷かったですからね…。
もし本当にヨナスが願いの杯を使って国王になっていたらゾッとするとユディットは思い、放っておくことができなかったというマクシミリアンの立場を理解したみたいです。
マクシミリアンは自分の息子を殺すほど冷酷な人物だという話もありましたが、真相を聞いたらマクシミリアンを擁護したくなってしまいますね。
実は愛されていた?
会話の中ではルカが前世のソフィアについて話す場面も。前世ではフランツが送り込んだ暗殺部隊にリューディガーが殺され、そのことを受けてソフィアは激しいショックを受けてそのまま亡くなったとか。
ソフィアは実の子であるリューディガーよりもヨナスを大切にしているという話でしたが、心の中では誰よりもリューディガーを愛していたのかもしれません。
そんなルカの話を聞いてリューディガーは目を見開いて驚き、信じられないといった表情を見せていました。
いつも無表情で反応の薄いリューディガーにしては珍しいですね。それだけ彼にとっては衝撃的なことなのでしょう。
今後ソフィアとリューディガーが顔を合わせたときにどんなやり取りが交わされるのか楽しみです。
除籍を許可
話の最後にマクシミリアンはルカの除籍を許可。前々回第112話ではダメと言っていたのですが、何か急に認めてくれましたね。笑
ただ条件として今話したことはソフィアには絶対に秘密にして欲しいと。ヨナスに陰で侮辱されていたと知ったらショックでしょうからね。
ユディットらは当然その条件を受け入れることに。まあ頼まれなくてもソフィアに話すことなんてないでしょうが。
それからマクシミリアンは部屋を出て行く前にルカの目の前に跪き、君の願いのおかげで私たち皆が幸せになれたねと言い、ありがとうと感謝の言葉を口にしていました。
これにはユディットもルカもリューディガーも皆唖然としているようで。マクシミリアンはそんなこと言わなそうですからね…。苦笑
とにかく真相も明らかになり、そして何だかんだでマクシミリアンとも円満な感じで話が終わって一安心です。
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