ピッコマで公開されている「ジャンル、変えさせて頂きます!」の感想と考察になります。
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【113話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ショックを受けるルカ
願いの杯は一度限りしか使えないものだったと知ってショックを受けるルカ。ヴィンターバルトの血族でもない自分が使ってしまったのだと。
そう言えばそもそも一度限りしか使えないだなんて明かされたのは前回第112話が初めてですよね。
以前第28話で初めてその話が出てきたときは、ヴィンターバルト公爵家の家主の願いを一生に一度だけ叶えてくれるという話でしたから、後継者に引き継がれるごとに再び利用できるものだと思っていました。
ルカもそのような認識だったはずなので、あまり自分を責めないで欲しいですけどね…。
願いの杯の正体
願いの杯についてマクシミリアンがさらに詳しく教えてくれることに。
2千年前に人間とは思えないほど強力な魔力を持った英雄の女性が現れ、彼女がロムガード王国の建国王だったよう。
それから月日が流れて建国王は老いていったものの、彼女の息子には王の座を継ぐ能力はなく。それどころか愚か者の息子は母の強力な魔力を欲し、魔法使いの力を借りて一部を媒介体に封印したとか。
それが現在まで残っている願いの杯の正体みたいですね。
悪事がバレて息子と魔法使いは処断されたものの、魔力が込められた杯は息子が禁制をかけておいたせいで建国王ですら手が付けられなかったよう。
そのため願いの杯は建国王を除いた王族の血族だけが使えるものになったのだと。つまりヴァネッサ王女の孫であるルカだからこそ願いの杯を使えたのであって、マクシミリアンやリューディガーには使えなかったらしく。
ヴィンターバルト公爵家の家主だけ使えるという話はそもそも嘘だったわけですね。
そんな願いの杯がヴィンターバルトで保管されているのは、愚か者の王族の子孫が利用できないように番人としてヴィンターバルトを選んだからみたいです。
結局のところヴィンターバルトとして願いの杯に価値があったわけではないのなら、ルカが責められる意味も分からないですけどね…。
マクシミリアンがついに自白
それからユディットはさらに突っ込んだ質問をマクシミリアンにぶつけることに。
ヴィンターバルトは願いの杯が王族の手に渡らないよう代々守ってきたにもかかわらず、王族であるヨナスを後継者にしたことについて。家主になったヨナスが願いの杯を使ってしまわないように殺したのかと。
またもしルカがまだ願いの杯を使っていなかったなら、そのときはルカのことも殺すつもりだったのかとも。
これは大胆な質問をしましたね…。その質問にマクシミリアンの顔もだいぶ険しくなり、そんな話を誰から聞いたのだと聞き返してくるという。
それに対してユディットはフランツから聞いたと返答。確かに第102話でフランツがそのように話していました。あとマリナ王女も同じくヨナスを殺したのはマクシミリアンだと証言していましたね。
するとマクシミリアンは少し間を置き、ヨナスを殺したのは私だと自白。
ついに本人が認めましたか…。このあとどんなやり取りが交わされるのか、どんな展開が待っているのか注目ですね。
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