ピッコマで公開されている「ジャンル、変えさせて頂きます!」の感想と考察になります。
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【108話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
前世でも命の恩人
元々ユディットのことを嫌いではなかったと話すルカ。彼女からの愛情を感じることが度々あり、そして特に前世でもフランツの脅威から命を守ってくれたらしく。
というのも前世でフランツはヴィンターバルト公爵家を破壊しようとユディットのことを誘ったのだと。
そしてその誘いにユディットは乗ったよう。姉ラリサを死に追い込んだ根本的な原因としてヨナスを憎んでいましたからね。
ただ計画の途中でルカのことも殺す予定だと知らされたユディットは、話が違うとフランツに反発。結局ルカを守るためにフランツを裏切り、彼の計画は失敗に終わったとか。
そのことにフランツは激怒してユディットを殺害し、全てのことが終わった後にルカはその一連の事実を知ってショックを受けたみたいです。
なるほど…。ということは過去に戻った今回の人生でも、記憶があるルカにとってユディットはずっと命の恩人だったわけですね。
今世でも第103話でユディットはルカを守るためにフランツのプロポーズを受け入れるふりをしていましたから、人生が繰り返されようともその愛情は変わらないのでしょう。
衝撃の事実
それからユディットはルカから衝撃の事実を教えられることに。なんとヨナスはヴィンターバルトの血筋ではないのだと。
そのためヨナスの子であるルカも本当はヴィンターバルトの人間ではなかったということになりますね。まさかの事実にユディットも驚きを隠せない様子でした。
ヨナスを殺した犯人は父マクシミリアンだという話が第102話でありましたが、血の繋がりがなかったということであれば納得です…。
そしてルカがこれまでその事実を明かさずにいたのは、一つはフランツと戦うためにヴィンターバルトの後継者という肩書が必要だったからだと。
そしてもう一つ、自分がヴィンターバルトの人間ではなかったという事実を明かしてしまうと、リューディガーとの繋がりが完全に消えてしまうのが嫌だったみたいです。もう二度と叔父さん呼べる機会も無くなってしまうからと。
やはりルカにとってリューディガーはかけがえのない大切な存在だったのですね。
全ての秘密を明かしたうえでルカはユディットに感謝の気持ちを伝えていました。叔母さんのおかげで久しぶりに生きていて良かったと思えたと。
結果的には幸せになりたいというルカの願いを例の杯が叶えてくれたことになるのかもしれませんね。
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